24年卒 企業の採用意欲モリモリ

いよいよ24年卒の就活が本格化してきました。そこで気になるのは企業の採用意向ですが、24年卒生の採用意欲は増加傾向にあるようです。

新型コロナ感染拡大の影響を受け、一部の業界では一時は抑制する傾向にあった新卒採用でしたが、23年卒から回復した採用意欲は24年卒については、6割を超える企業が「今年度並みの見込み」と回答しています。また「増える見込み」と回答した企業は22.0%で前年同時期と比べ8.5pt増かしていました。一方で「減る見込み」と答えた企業は4.9%でしたので、23年卒以上に採用意欲は増加にあると言えるようです。

コロナ禍がある程度落ち着いて、経済が回復基調にある国内状況をみると、人財不足を補うためにも積極的に採用を増やす企業が増えてきているように思われますが、今後の新型コロナ感染の拡大状況も気になるところではありますが、それ以上に懸念されることは、円安による影響です。現時点では企業も採用に意欲的ではありますが、年末年始の世界情勢や連動する為替や経済状況には注視が必要だと思われます。

24年卒にとっては傾向として「売り手市場」ではあるが、そこに胡坐をするような姿勢ではなく、社会と経済の動きに少し感度の良いアンテナを伸ばしながら、自身のキャリア形成をしっかり考えた上で、堅実な就活を進めることが善き結果をもたらすのではないかと思います。

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