24年卒 学生生活で力を入れていること

24年卒予定の大学生・大学院生430人が答えた「学生生活の満足度」調査結果をみると、現在の学生生活に満足していますか?の問いに対して、30.9%が「満足している」、39.8%が「どちらかというと満足している」と回答していて、7割以上が学生生活に満足していることが伺えます。一方で、「満足していない」、「どちらかというと満足していない」を合わせると14.9%存在することもわかりました。

次のような声が寄せられていました。

  • 大学1・2年生の時と比較すると、キャンパスに通うことができている
  • 3年生になってから、アルバイトや友達との交流など、大学の授業以外も充実させることができている
  • 思い描いていた学生生活とは異なるものの、大学の授業やゼミに集中して撃ち込むことができている
  • コロナ禍で1・2年生の時はキャンパスに通うことができなかった
  • オンライン授業で友達ができないまま3年生になってしまった
  • サークルや留学などやりたいことはたくさんあったが、コロナ禍で何もできないまま、就職活動になってしまった

学生生活で力を入れていることを尋ねると、50.9%が「大学の授業」、次いで44.4%が「アルバイト」と答えていた。「学生の本分は学業」という言葉があるが、コロナ禍で他のことになかなか触手を伸ばせなかった様子が伺えます。

今年度に力を入れて取り組みたいことを尋ねたところ、53.7%が「就職活動準備」と答えていました。夏季インターンシップの参加にも単に職業体験というよりも就活準備の一環として捉える学生が多いことや、企業の採用スケジュールを考えると大学3年の初夏頃から就活準備に着手している学生が増えている傾向を感じます。

一度しかない人生を物心ともに豊かなものにするためには自分のキャリア形成について真摯に向き合う時間をしっかり持つことが大切です。そのためにも今年度中に自己分析の深耕に取り組むことをお勧めします。

関連記事一覧

TOP
TOP