昨夜、4年ぶりに採用を再開した客室乗務員を含む全職種が揃って内定式を実施した全日本空輸の報道を見ました。夢と希望を秘めた若者たちの姿は清々しく、見ているこちらが勇気を分けてもらった思いです。
そんな来春卒業(修了)予定の学生・大学院生を対象に「就活で力を入れたこと・大変だったこと」について調査(n=533件)した結果が株式会社学情から公表されました。
就活で頑張ってよかったことは?の質問に対しては、「面接(44.8%)」が最多の回答でした。次いで「自己分析(43.2%)」、「エントリーシートの作成(36.0%)」と続いていました。
学生からは次のような声が挙がっていました。
- 面接は限られた時間のなかで、自分をアピールする必要があるので慣れも必要だと感じた。
- 就活の最も大切なステップなので、面接に力を入れてよかったと思う。
- インターンシップに参加した企業は面接も自信をもって臨むことができた。
就活を通じて大変だったことは?の質問に対しては、「面接(65.5%)」が最多の回答でした。次いで「エントリーシートの作成(52.0%)」、「自己分析(46.5%)」、「業界・企業研究(37.7%)」と続いていました。
学生からは以下の声が挙がっていました。
- 自己分析や業界・企業研究は全てのベースになると思う。
- 自己分析や業界・企業研究は、ここまでやれば良いというゴールがないので大変だった。
- 面接は時間もお金もかかるので、就職活動以外の予定と調整するのが大変だった。
- 履歴書やエントリーシートを手書きで提出する企業があり、作成に時間がかかった。
就活経験者就活準備に入った25年卒学生にとっては、直近の就活経験者のリアルな意見はきっちり把握しておきたい情報です。
25年卒はインターンシップと選考に関するルールが変更になっていますので、全ての情報をストレートに受容することはできませんが、特に就活事前準備や活動中の留意事項などは信頼できる身近な先輩からこの時期に話を伺っておくといいでしょう。