企業の人事担当者が「優秀と感じる新入社員の特徴」について実施したアンケート結果が株式会社ジェイックから発表されました。これから2次・や最終面接を受ける25年卒だけでなく、就活準備を始めた26年卒にとっても役に立つ情報化と思います。
入社直後からどんな行動ができる新入社員を、優秀と感じますか?
当てはまるものを2つまで選択する回答で、上位上がったのが次の3つでした。
- わからないことをすぐに聞ける 57.7%
- 社員と積極的にコミュニケーションを取る 43.3%
- 失敗や学んだことについて振り返りができる 39.4%

どんな姿勢で仕事に取組み新入社員を、優秀と感じますか?
当てはまるものを2つまで選択する回答で、上位に挙がったのは次の3つでした。
- 学びや経験を振り返り、工夫・改善する姿勢 57.7%
- 責任感を持って仕事に取り組む姿勢 50.0%
- 指導や助言を積極的に求める姿勢 29.8%

どんなビジネスマナーができている新入社員を、優秀と感じますか?
あてはなるものを2つまで選択する回答で、上位に挙がったのは次の3つでした。
- 明るい挨拶ができる 60.6%
- 報連相ができる 51.9%
- 誰にでも感謝を伝えられる 28.8%

新入社員に最も求めることは何ですか?
自由記述で尋ねたところ以下のような声が寄せられていました。
コミュニケーションや報連相
- 積極的なコミュニケーションや交流/積極的な姿勢
- コミュニケーション能力
- 自分だけで解決しようとしない姿勢
- 分からないことをそのままにしない
素直さ/真面目さ
- 素直さ/率直な姿勢
- 指示されたことを素直に実行できる
- 当たり前のことを馬鹿にせずにちゃんとやる
前向きな姿勢/主体性/学びや挑戦への意欲
- 前向きな気持ち/前向きな姿勢
- 明るさ
- くじけない気持ち
- 主体的な姿勢
- 学ぶ姿勢/学ぶ意欲
- 仕事や成長への意欲
- 新しいことへの挑戦や行動
その他
- 周囲の人が応援したくなるような人間性
- 自分の考えを持っている
- 業務を遂行する覚悟
今回の結果からは、「わからないことを直ぐに聞ける」ことや「周囲との積極的なコミュニケーション」ができること、「報連相」といった職場での身近な人との関わりについてと、「失敗や学んだことについて振り返りができる」や「学ぶや経験を振り返り、工夫・改善する姿勢」といったリフレクションする習慣についての回答が上位になっていました。
新入社員に限ったことではありませんが、疑問点や不安に思うことは、臆することなく、都度、上司や先輩に確認や相談をすることが望まれていると理解していいかと思います。また、指示やアドバイスは素直に受け入れ、日々の学びや経験はリフレクションを積み、次はどう行動すればよいかを考えたり、疑問点がある場合はそのままにせず、翌日に上司や先輩に確認をしてコンセンサスを取り、共通言語で情報を共有するように努めることも大切なことです。良い企業ほどに情報の共有化については、精密に構築されているものですので覚えておくといいでしょう。