26年卒業予定の大学生、大学院生5,327名を対象に実施した「インターンシップ・就職活動準備実態調査(4月)」の結果がマイナビから発表されました。早期化・長期化する就職活動について、大学1、2先生の志向が垣間見ることができました。
26年卒学生が4月にインターンシップ・仕事体験の参加割合は4月単月での参加割合は9.3%で、累計で18.3%でした。調査は今回が初めてでしたが、前年は6月時点で累計参加率39.8%、単月参加率26.5%でしたので、これから徐々に参加率が増加していくと推察されます。
22年に行われたインターンシップ定義改正の内容を知っているか、と尋ねたところ、46.7%が具体的な改正内容について知らないと回答をしていました。前年6月に25年卒を対象に行われた調査と比べると、すべての項目で認知度が下がっていて、約半数の学生が改正内容を知らないという結果となっていました。
これから夏休みを活用してインターンシップ参加を検討されている学生は、この機会に詳細の把握に努めていただきたいと思います。
参照:「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組推進にあたっての基本的考え」(文部科学省、厚生労働省、経済産業省)
大学1、2年生のときにキャリア形成活動に参加したことのある学生は47.2%と、4月時点で前年7月時点の調査より4.5pt上回る結果となっていました。参加したプログラム内容については前年同様「大学の授業で実施されるキャリア教育(講義)」23.9%、「大学が主催するオープン・カンパニー型プログラム(業界・企業による説明会・イベント)」18.7%など、大学内で行われるプログラムの参加割合が比較的高い状況でした。
4月に進級してキャリア形成活動に意識を持つ機会が増えたであろう26年卒学生の多くが、これから就職活動準備に向けた情報収集に取り組まれることだと思われます。さらに、積極的にキャリア形成活動に参加してえられる経験学習から四顧分析や仕事理解を深めていきたいといった前向きな姿勢が伝わってきます。特に3年生におかれては、まだあると思いがちになる時間も実際には限りある資源であることに気づかれているでしょう。aoLabではそんな学生の皆さんの支援をさせていただいております。どうぞ気軽にご相談ください。