25年卒予定学生からのインターンシップでは、一定の条件を満たすことで採用選考に学生の情報を活用できるようになることで、企業側のスケジュールが注目されています。
調査結果(n=398社)によると、25年卒採用のインターンシップについて、広報の開始・開催時期を「前倒しする」企業が19.1%と「やや前倒しにする」37.2%を合わせて調査に参加した企業の6割がスケジュールの早期化を示しています。

回答した人事担当者から「学生の動きが年々早まっているので、早く動かないと採用できない」「優秀な学生は、キャリア形成への意識も高く、早期から動いている傾向。優秀な学生を採用するためには、早期から積極的に動いていく必要がある」といった声があげられていたようです。
インターンシップ等の具体的な広報開始時期については、最多が「23年5月・6月」34.4%で、「23年7月・8月」20.4%と続きました。

また、インターンシップ等の開催開始時期については、最も多かったのが「23年7月・8月」49.5%と半数近くでした。

近年はインターンシップの応募・参加のタイミングから就活スタートと捉える学生が増えていますが、その背景には単にスケジュールの早期化というよりも、JOBとLIFEを合わせて自身のキャリをしっかり考えて志望先企業を選択することの大切さに気づいた学生が増えていることが伺えます。
人生は仕事だけで決まるわけではありませんが、多くの時間を費やす仕事の環境や適性など、ちゃんと考えておくことが大切です。勿論すべてを把握するのは難しい話です。モノによっては入ってみないと分からないことだってあります。それでも、学生である間にしっかりと意識を向けておくべきことが幾つかあるのです。
多くの学生が、就活スタート直後に悩むことは「自分が何をやりたいのかわからない」といったことです。本来は、就活をスタートする前に整えておくべきことなのですが、そのタイミングもやり方も残念ながら学校では教えてくれません。
そこで、青ラボ流キャリアデザイン講座を開講し体系的に地元就職を希望されている学生にキャリア形成支援をさせていただくプログラムを順次開講して参ります。その一回目として大学1・2年生を対象にした「社会のトビラ塾」を7月から開催することとなりました。この講座のWeb説明会(無料)を6月におこなうこととなりました。コチラで詳細・申込みができます。
就活の事前準備は自己分析と業界・企業研究に取り組めば大丈夫と考えていると、売り手優先ではあるものの就活では克ことが厳しい状況になっているのです。
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