就活×SDGs

2022年に発送したプロジェクト「【Z世代】SDGsシューカツ解体白書」をご存知でしょうか。24年はSDGsに関して先進的な取り組みをしてきた法政大学、そして関西学院大学の学生が主体となって推進されています。昨年のプロジェクトで、Z世代のSDGsに対しる意識と就活における企業選びとの関係性を明らかにする調査が実施され結果が公表されています。今回はそのデータから、学生が考える「勤続年数と働き方の関係」にフォーカスします。

対学生・大学院生601名が回答した勤続年数に対する勤続年数の希望では、「3~5年」が41.3%で最多でした。一方で5年以上を希望する学生の44.7%、10年以上も29.6%となっていて3年以内と答えた学生より圧倒的に多い学生が長く勤めたいと考えているZ世代が多数派であることが伺えました。

Z世代は勤続年数に関わらず、「自分らしく働きたい」そしてワークライフバランスを重視していることが伺えました。

クロス集計から明らかになったのは、金属線数を長く希望する学生であればあるほど、「給与はなるべく高く」の項目で上昇傾向が見られました。これは、長く勤めることで、収入的でのメリットを享受したいという思いが伺えました。一方で、「社会的意義のあるサービス」という部分においても「3年以上」を希望する学生で、軒並み40%を乞える結果となっていました。長く勤めてくれる学生を採用したい企業にとっては、社会的正義がVMMやパーパスに明確に挙げられているかどうかがカギとなるかもしれないことが示唆されます。

また、勤続年数を短く希望する学生は、40%を乞える項目が少なくなる傾向が見られましたが、5年以上を希望する学生では数値が低かった「優秀な人に囲まれて仕事がしたい」が30%越えでした。さらに「バリバリ第一線で働きたい」「フラットなコミュニケーションが取れる環境」でも比較的高い傾向が見られ、金属年するウを長く希望する学生とは異なる人柄がうかがい知ることができた思いがします。

自身の価値観をある程度明確にすることは就活を進めるうえで大切なことですが、それ以上に自分の生き方や働き方に大きくインパクトを与えるものであることが今回の調査で伺いすることができるのではないでしょうか。現在活動中の25年卒のみなさんは機会を見つけては自己分析の深掘りに努めてみましょう。これから準備に入る26年卒以降の皆さん、まずは自己分析です。この質とどれだけ自身と向き合ったかどうかで、就活はずいぶん変わりますのでしっかり時間を費やせるよう捉えておくことが大切です。

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