24年卒就活について各社から発表されている内定率をみると8割を超えています。内定を保持したまま活動を継続している学生は2割強で、内定獲得に至っていない学生は2割弱といった割合のようです。直近である23年卒・22年卒のデータと比較しても早いペースで進路確定が進んでいる様子が伺えます。
過日も触れましたが、現時点で内定がない状態ですと心穏やかにおられなくなるも理解はできます。しかし焦っても不安になっても解決にはつながりません。いますべきことを精一杯取り組みながらポジティブマインドで進んで参りましょう。あおラボでお力になれることがございましたが遠慮なく、コチラのお問い合わせからご相談ください。
25年卒(現在3年生)学生では、6月からインターンシップや本選考など、いよいよ就活イベントが身近に感じてきているのではないでしょうか。学業や部活、サークル、アルバイトと多忙のなかで、就活を進めるための自己分析や業界・企業研究などまとまった時間を確保することが必要になってきますので、計画的に取り組んでいかれることが何よりも大切です。
ちゃんと目的を持たずに情報収集をすると、大量の情報に翻弄されてしまうことにもつながりますので、まずは、自身の就活の軸(目的)を明確にすることをお勧めします。
例えば、自分の軸を明確にしていれば、インターンシップについては業界に拘らずに、積極的することが可能となります。つまり、業種よりも職能にフォーカスした選択をするができるのです。また、ESや面接対策としては、自分自身を深く知る考察をおこなうなかで軸を言語化することになりますので、どこかから借りてきた話ではなく、自信をもって自分の言葉で返答することができます。
いよいよ就活と考えるだけで気が少し重くなる…といった話しを伺うこともありますが、いま何を優先すべきかを考えながら進めることが大切です。そのためには就活はJOBとLIFEを合わせた自身のキャリア戦略の一部と捉えて、一度限りの人生をどうしたいのか、と真摯に自分と向き合ってみることが重要だと思います。
内定獲得をすることが就活のゴールと考える学生も少なくないようですが、それは一時的な場面を示したものにすぎないのです。大切なことはあなた自身がちゃんと納得して就活を終えることができる活動であることが重要なのです。時間の経過とともに「早く進路を決めなければ」と焦りや不安が募り、内定獲得が目的となるような就活にならないためにも自分のキャリア戦略を機能させる目的を明確に持つことをお勧めします。
人生100年時代。これからの長い時間をいったいどんなことをして、どんな人たちと関わりながら、生きていきたいのか。なかでも、あなたが人生で何を達成したいのか?については、学生である今の時点にある程度明確にしておくことが、納得感の高い人生を過ごす土台となるものだと思います。
キャリアを仕事だけでなく生活を含めた視点で捉えることで、働くことにたいする考え方や価値観が深まり、ファーストキャリアへのモチベーションを高められるものだと思います。
25年卒の方で、いまからでもきちんとご自身のキャリア戦略を再考したいとお考えであれば、7月からスタートするキャリアデザイン講座「社会のトビラ塾」をご検討いただければ幸いです。