25年卒 内定率 2月1日時点

就職みらい研究所学生モニターの大学生・大学院生を対象(大学生 732人/大学院生 303人)に実施された調査結果がリクルートから発表されました。

2月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は、23.9%(+4.0ポイント)でした。内定率を地域別で見ると「関東」が24.9%(-1.8ポイント)で前年と比べるとやや低下した一方、「中部」は28.0%(+5.5ポイント)、「近畿」は25.1%(+8.4ポイント)、「その他地域」は17.8%(+10.2ポイント)と上昇しており、地域によって傾向に違いがあることが分かります。

内定率が上昇した背景として、最終選考に進んだ学生の割合が増加していることが考えられます。「最終面接を受けた」の1月中の活動実施率を見ると、21.0%(+4.5ポイント)と、最終面接を経験した学生の割合は前年と比べて高いことが分かります。2月中の活動実施予定率は42.9%(+5.3ポイント)と、この傾向が続くことが予想されます。

また、内定取得者のうち2社以上内定を取得した学生の割合は48.3%で、前年の26.1%に比べて増加していました。内定率も前年より高いことを踏まえると、2月1日時点までに企業が出す内定の総量が前年に比べ増えたことが考えられます。

学生からは「早期で決まっていく人がいる中、自身の第一志望は3月まで情報解禁がまだないので続けられるか不安」「生きたい企業の採用までの日程のスケジュールがはっきりしていない」といった不安の声もあり、企業の採用スケジュールが見えづらく、一部の学生は混乱を招いていることも伺えました。

特に大企業では多様な採用日程を組まれているケースがあるため、学生の皆さんは志望企業のスケジュールの確認には多様な採用日程のあるなしなども注意した行うことが大切です。

心情に揺れることなく平常心で準備を進めるためにも、確認にはモレヌケがないよう細心の注意を払いましょう。

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