脳の専門医である林成之先生は、「人間の脳には、生きたい・知りたい・仲間になりたい、という3つの本能があって、この本能が世の中の仕組みを作った~」といった旨の話を何かで読んだことがあります。
「生きたい」を体現したものが、家族や家庭であり、「知りたい」を具現化したのが、学校や教育です。そして「仲間になりたい」を形にしたのが社会や会社とのことです。
私たち人間はこの3つのバランスが取れているとき、精神的に安定するのです。
就活生の皆さんは「生きたい」と「知りたい」は既に身近なものであると思います。3つ目の「仲間になりたい」は、社会に出て、協働の環境下に自らの身を置くことで初めてその本質に触れるのではないかと思います。
多くの就活生は就職して働くときに重要な協働という概念なく、慌ただしく就活を進める学生に触れるたびに「仲間になるために大切なことをちゃんと理解」しながら就活を進めて欲しいと考えるようになりました。このような考えがaoLab・ラーニングカフェに繋がっています。
就活解禁を迎え、合同説明会等が開催され、エントリー受付も開始した企業もありません。24年卒の現在の平均エントリーは19社といったデータもありますが、「数打てば当たる」的志向で就職先を決めるようなことだけはお勧めできません。
エントリーを済ませると、次は試験・グループディスカッション・面接へと駒を進めることになります。いずれもあなたが自分の力で突破しなければならない職業人への関門です。不安や恐れを抱いている方も少なくないでしょう。なかでも面接に大きなプレッシャーを感じている学生が多くおられます。これまでのコミュニケーションを振り返ってみると、家族と同年代の友人がほとんどで、なかには9割を占めるという学生も珍しくはないでしょう。大人との面談経験を持つ人は少数ですので、どうしても苦手意識が先行してしまうのが面接です。
そこで次回のaoLab・ラーニングカフェでは、「面接の対策×実践×FB」を開催します。
面接にフォーカスして、あなたが面接について「知っている」を「できる」に変容するヒントと情報を提供します。また、実践演習後に人事採用に関わる者から直接フィードバックを頂ける時間を設けました。採用場面で企業人はどのような視点から応募者である学生を観て、その話を聞いているのかという部分を知る機会ともなります。
「緊張してガチガチになって、何を話したのか覚えていない」を防ぎ、あなたらしい自己表現をしっかり行うことができる「自信」を持つことが可能となる気づきと学びの機会となる体験学習として、是非この機会をご活用ください。
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