25年卒 就活状況

就活中の25年卒を対象に「就活の状況に関する25卒学生アンケート」(n=173名)結果がLDC株式会社から発表されました。

まず、「就活を始めた時期」については、1位「23年6~8月」で72.4%、2位「23年4月以前」が15.5%、3位「23年8月以降」6.9%、その他まだ始めていない(ES未提出)が5.2%でした。23年10月時点で25年卒学生の7割が6~8月に就活を始めていることが分かりまし。これは、夏季インターンシップを機に就活スタートと捉えている学生が多いことを伺えます。

25年卒の志望業界については、1位「メーカー」、2位「IT/通信」、3位「商社」でした。さらに、現在考えている志望業界を尋ねたところ、1位「メーカー」が65件、2位「IT/通信」が44件、3位「商社」が20件となり、173名の中で4割(37.6%)に迫る学生がメーカーを志望していることが分かりました。

就活における悩みについて聞いたところ、「ES」 「自己分析」が多くの票を集めました。悩みについては、最も多かったのは「ES」が58件、2位「自己分析」53件で1位と僅か5票差でした。このふたつを合わせると111票(64.2%)となり、就活初期においても多くの学生が悩みを抱えていることが明らかになりました。

この悩みを掘り下げると、スキル(書き方や分析の仕方)そのものよりも、自身の内面がわからないといったことが多いことから、aoLabではセミナーやワークショップを開催して学生を応援しています。ちょうど、今週末の25日(土)13:00~16:10に弘前大学生協sumica2階でも自己認知をテーマにした無料セミナーを学生と協働プロジェクトとして開催します。興味のある方は、是非お申し込みください。

今回の調査からは、25年卒は例年に比べて早い時期から就活をスタートしていることが分かりました。また、6~15社にES提出しているにもかかわらず、ESに悩んでいる学生が多く見受けられました。ESは大切なものです。だからころ自己分析を徹底して深めることが重要になってきます。受験勉強のように唯一解があるわけではない就活です。なので、自分で考え、自分で決めてコツコツ前に進むしかありません。そのときに大切なことは、孤独に就活をしないことです。大学には就活を支援する仕組みがありますし、情報やサービスを提供する機関がたくさんある時代です。最後は自分で判断して決めなければなりませんが、就活は決して孤独に行うものではないことを知っておいて欲しいと思います。

懸命に取り組むほどに、辛かったり苦しかったりする場面にも遭遇するものです。そうした場面も過ぎればあなたの大切な経験学習であり、成長の糧となるのです。自分の可能性を信じて進んで参りましょう。

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