25年卒 就活・採用状況

i-plugから25年卒予定学生の調査結果が発表されました。(N=657名)同時に、新卒採用を予定する企業を対象にした調査(N=322社)結果も発表されました。

現在、選考に進んでいる企業はありますか?と尋ねた質問に対して、「選考に進んでいる」と回答した学生が47.0%に達していました。

選考に進んでいる企業があると回答した学生に対して、現在、最も選考が進んでいる企業における選考状況を尋ねた質問では、「選考過程」64.4%が最多となっていて、3.2%が既に内定承諾に至っていることが明らかになりました。

企業調査から、25年卒採用において、最も進んでいる就活生の選考状況を尋ねたところ、「選考は始まっていない」77.6%問い回答が最も多かったようです。

学生に、就活においてChatGPT(または生成AIを搭載したサービス)を利用したことがあるかを尋ねた質問では、「ない」と「使おうと思ったが使わなかった」を合わせた割合が72.8%に達していました。

就活においてChatGPT(または生成AIを搭載したサービス)を利用したことが「ある」と答えた人に、その利用目的を尋ねところ(複数回答)、「エントリーシート作成」78.2%が最多で、次に「自己分析」38.0%と続いていました。

ChatGPT等の利用については、タイパ重視傾向にある学生の行動としては頷けますし、これからの社会ではこういうシステムをどれだけ使いこなすことができるかが個人の資質に求められるものだと考えますので異論はありません。ただし、近年若者の文章作成能力が落ちていることには留意したいと考えています。この力が低いと、ビジネスパーソンとしては非常にマズイことになりかねません。もちろん、職種にもよりますが、学歴に応じた力は備えておいた方がいいと思います。

関連記事一覧

TOP
TOP