就職活動の開始時期
24年卒学生の動き出しは学部2年で開始が32ポイント増えていました。23年卒と比べ早期化がさらに進んでいることが伺えます。
※調査アンケートの回答選択肢に一部異なりがあります。


キャリアで重視すること
24年卒は労働条件や事業を重視する傾向にあり、一方23年卒は社内環境を重視する傾向にあります。1学年異なるだけでも学生の志向傾向に大きな変化が表れているようにも思えます。より職業人としてのプロ化意識が高まっているのではないかと推測します。
※調査アンケートの回答選択肢に一部異なりがあります。


第一志望業界
コンサルティング、機械系メーカーの志望が5ポイント以上増加した一方で、消費財系メーカーの志望は8.3ポイント減少となりました。
※調査アンケートの回答選択肢に一部異なりがあります。

志望職種
上位2位はマーケティング、商品企画と変わりがないが、3位に入れ替わりが起きていました。23年卒3位は「総務/人事」でしたが、24年卒3位は「コンサルティング」となりました。今春頃から就職先としてのコンサルティングファームにスポットライトを当てた記事が雑誌やネットで増えた影響があるのかもしれません。

学生のキャリア志向に少し変化が現れてきている兆しが伺えます。今後さらに多様性が広がりビジネス界において、どんな働き方をするのか、自分の人生をどう生きたいのか、己の能力やスキルを何に活かしたいのか・・・
学生時代に深考した分だけ、自分らしいキャリアのスタートが切れる時代になってきました。学生の皆さん、今できることをちゃんと行うことが大事です。