インターンシップESで差をつける!|目を惹く履歴書作成の極意と選考対策

皆さん、こんにちは!「あおもりHRラボ」です。

昨日の記事では、インターンシップに参加する企業を「なんとなく」選ぶのではなく、「自分軸」と「参加目的」に基づいて徹底的にリサーチする重要性をお伝えしました。企業のウェブサイトだけでは分からない「リアルな姿」を探るヒント、皆さんの企業選びに役立ててもらえたら嬉しいです。

さて、参加したい企業が見つかったら、いよいよインターンシップへの応募です。多くの企業では、参加の前に履歴書やエントリーシート(ESの提出が求められますよね。

「インターンシップだし、そこまで気合入れなくていいかな?」なんて思っていませんか? もしそう考えているなら、それは大きな誤解です!

実は、インターンシップの履歴書・ESは、本選考の第一歩と捉えるべきなんです。ここで「この学生は魅力的だ」と企業に思ってもらえれば、インターンシップ参加後も、その後の本選考で有利になるチャンスが生まれる可能性だってあるんですよ。

今日は、インターンシップの履歴書・ESで「企業に目を惹いてもらう」ための極意を、選考を意識した視点でお伝えしていきます!

なぜインターンシップのESが重要なのか?

インターンシップのESは、単なる参加申込書ではありません。企業は、ESを通して以下の点を見ています。

1. インターンシップへの参加意欲と目的意識: なぜこのインターンシップに参加したいのか、明確な目的を持っているか。

2. 企業への理解度と志望度: 事前リサーチをしっかり行っているか、自社への興味関心が高いか。

3. 基礎的な能力とポテンシャル: 論理的に文章を構成できるか、コミュニケーション能力や思考力など、今後伸びる可能性を秘めているか。

4. 企業とのマッチング度: 企業の文化や働き方に合いそうか。

特に、人気企業のインターンシップでは、ESの段階で多くの学生が絞り込まれます。つまり、ESがあなたの「最初のプレゼン」なんです。ここで「会ってみたい!」と思わせられるかどうかが、次のステップ(面接やグループディスカッション)に進めるかのカギを握っています。

【実践編】「目を惹く」履歴書・ES作成の極意

それでは、具体的にどのような点を意識して履歴書・ESを作成すればいいのでしょうか?

1. 「なぜ、このインターンシップなのか?」を深掘りする

ESで最も重要な項目の一つが「志望動機」です。ここで単に「貴社に興味があるからです」と書くだけでは、誰にでも当てはまる平凡なESになってしまいます。

【ポイント!】

あなたの「参加目的」と「企業の魅力」を具体的に結びつける

  • 昨日までのワークで明確にした「インターンシップを通じて何を得たいのか?」というあなたの目標と、徹底的にリサーチした企業の具体的な事業内容、技術、企業文化などを結びつけて記述しましょう。
  • 例:

NG例:「貴社のWebサービス開発に興味があるので参加したいです。」

OK例:「貴社の〇〇(具体的なサービス名)のユーザーとして、そのUI/UX設計に深く関心を持っており、インターンシップを通じて実際にその開発プロセスを体験し、ユーザーの視点に立った開発の難しさや面白さを肌で感じたいと考えております。特に、貴社が大切にされている△△(企業文化や技術)が、私の〇〇(自身の強みや興味)と合致すると感じました。」

  • 「インターンシップへの熱意」と「その企業ならではの理由」を明確に

なぜ、他の企業のインターンシップではなく、この企業のインターンシップでなければならないのか、という「あなたにとっての必然性」を語りましょう。

具体的に体験したいことや学びたいこと、そこから何を得て、どう活かしたいのかまで示せると、企業側はあなたの真剣度を高く評価してくれます。

2. 自身の経験を「インターンシップの内容」と「企業の求める人物像」に繋げる

自己PRや学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)の項目では、皆さんの過去の経験をアピールします。ここでのポイントは、単なる「事実の羅列」で終わらせないことです。

【ポイント!】

STARの法則」で具体的に記述する

  • Situation(状況):どんな状況だったか
  • Task(課題):どんな課題があったか
  • Action(行動):それに対し、どんな行動をしたか(具体的な自分の役割や工夫)
  • Result(結果):その結果どうなったか、そこから何を学んだか

この流れで書くことで、あなたの行動力や思考プロセスが明確になり、企業側はあなたのポテンシャルをイメージしやすくなります。

インターンシップの内容や企業で活かせる力を意識する

  • 例えば、インターンシップがチームでのグループワーク中心なら、あなたの「協調性」や「リーダーシップ」「課題解決能力」をアピールできるエピソードを選びましょう。
  • 企業が求める人物像(例:主体性がある、論理的思考力がある、粘り強いなど)がもし示されていれば、それに合うエピソードを選ぶと、企業はより「自社に合う人材」だと感じてくれます。
  • 経験を通じて何を学び、それが今後どのように活かせるかまで言及することで、あなたの成長意欲や将来性を示すことができます。

3. 「入社後の自分」を少しだけイメージさせる

インターンシップのESは、あくまで「インターンシップへの参加」が目的です。しかし、本選考を見据えるならば、「インターンシップで得た学びを、将来のキャリアや本選考にどう繋げたいか」という視点を少しだけ加えるのも効果的です。

【ポイント!】

「インターンシップで得た学びを、将来の成長に活かしたい」という意欲を示す

  • 「貴社のインターンシップで〇〇を学ぶことで、将来〇〇のような人材になり、貴社に貢献したいと考えております」といった一文を加えることで、単に経験したいだけでなく、その先を見据えている真剣な姿勢が伝わります。
  • これは、企業側にとって「この学生は、インターンシップ後も自社に興味を持ち続けてくれそうだ」というポジティブな印象に繋がります。

4. 基本中の基本!誤字脱字・表現の統一・読みやすさ

どんなに素晴らしい内容でも、誤字脱字があったり、読みにくい文章だったりすると、それだけで評価は下がってしまいます。

【ポイント!】

  • 複数回見直しをする: 書いたらすぐに提出せず、時間を置いてから見直したり、友人や大学のキャリアセンターの人に読んでもらったりするのも有効です。
  • です・ます調の統一: 混在しないように注意しましょう。
  • 句読点の使い方、段落分け: 適度な改行や段落分けで、読みやすいレイアウトを心がけましょう。
  • 指定文字数・語数: 指定があれば必ず守りましょう。多すぎても少なすぎても印象は良くありません。

選考突破は「準備」で決まる!

インターンシップのES作成は、皆さんの「自分軸」と「企業への熱意」を言語化する、とても良い機会です。決して手を抜かず、じっくりと時間をかけて取り組んでください。

何度も言いますが、インターンシップのESは、あなたの「最初のプレゼン」であり、本選考への大切な第一歩です。ここでしっかりと「目を惹く」ESを作成できれば、次のステップへ大きく前進できます。

もし、書くのが難しいと感じたら、大学のキャリアセンターを積極的に活用しましょう。プロの視点から、あなたのESをより魅力的なものにするためのアドバイスがもらえますよ。

まとめ:ESは「あなた」と「企業」の出会いのラブレター

インターンシップの履歴書やESは、まるであなたと企業との「出会いのラブレター」のようなもの。あなたの熱い想いと、企業への真剣な眼差しを、この一枚に込めて届けましょう。

時間をかけてリサーチし、自分の言葉で想いを綴ることで、あなたの志望動機はきっと企業に響くはずです。自信を持って、あなたの魅力を最大限にアピールしてくださいね!

次回予告!

書類選考を突破したら、いよいよ面接やグループディスカッションです。

明日の記事では、【差をつける!】面接・グループディスカッション対策~「参加したい」熱意を伝える実践術~と題して、インターンシップの選考を突破するための具体的な対策をお伝えします。お楽しみに!

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