夏のインターンシップに参加した26年卒予定の学生にとっては、さまざまな気づきや学びを得た体験学習となったと思います。その体験をもとに志望企業や志望度についての変化を調査(調査期間9月6日~9日、対象26年卒400人)した結果が「i-plug」から発表されました。
「夏季インターンシップへの参加有無」を聞いたところ、「すでに参加した」72%、「9月末までに参加予定」15.5%の合計87.5%と、約9割の参加であったことがわかりました。
これらの学生に「参加した、または参加予定の夏季インターンシップの企業総数」を尋ねたところ「2~5社」が57.4%で最多でした。以下下図のとおり、2社以上に参加したが約9割となっていました。24年夏季インターンシップも複数社を参加した学生が大半を占めていたことがわかります。

「インターンシップへの参加をきっかけに志望度は変化したか?」を聞いたところ、「志望度が上がった」が79.9%でした。参加者の8割が志望度に対してポジティブな影響を受けていることがわかりました。

「参加した企業の中で、本選考に進もうと思った企業はあるか?」を聞いたところ、92.7%が「ある」と答えていました。
そこで、「どのような点に惹かれて選考に進もうと思ったか?」を聞いたところ、最多は「職場の雰囲気の良さ」69.7%でした。以下は下図の通りです。インターンシップ参加で「企業の雰囲気の良さ」、「働き方のイメージができた」、「自分が成長できそうだと感じた」ことに魅力を見出していることが伺えました。

すでに秋冬期インターンシップがスタートしている企業もありますが、皆さんの予定はいかがでしょうか。夏季では1dayや2~3日で実施されるプログラムに参加された方が多かったようですが、さまざまな調査での学生の声を見ると、キャリア形成支援プログラムが採用直結であることを望んでいることがわかります。であるならば、今後参加される際には5日以上のいわゆるインターンシップに参加されることをお勧めします。特に早期に就活を終えたいと考えている学生にとっては希望に沿う仕組みですので活用を検討されてみてはいかがでしょうか。