25年卒 企業の採用の動き

上場および非上場企業の人事責任者・担当者へ調査した「25年卒採用活動に関するアンケート」(n=133件)の結果がジェイクより発表されました。

内定出し(内々定を含む)開始(予定)時期では、「24年3~5月」が42.9%と最も多かった。全体で見ると、採用広報解禁となる3月1日より前に内定出し開始予定の企業は約半数の48%であることが分かりました。

25年卒はこれから夏インターンシップに向けて準備を進めていることだと思われますが、採用する企業側も粛々と採用計画を遂行している様子が伺えます。

採用選考(本選考)の開始(予定)時期については、「24年1~2月」と「24年3~5月」が30.1%で最も多かった。こちらも採用広報解禁となる3月1日前に採用選考開始予定の企業が約7割の67%であることが分かりました。

採用スケジュールの早期化が定着していることが分かります。25年卒の皆さんは、志望される業界や企業のスケジュールをウォッチングして遅れがないように気をつけて参りましょう。

25年卒のインターンシップ参加者につて先行実施予定を尋ねたところ、「全インターンシップで実施予定」16.8%、「一部のインターンシップで実施予定」22.1%、と約4割の企業がインターンシップで選考を実施することが明らかになりました。

25年卒の新卒採用から一定の条件を満たすインターンシップでは、得た情報を採用選考に活用することが可能となった背景からこの問いを尋ねたのだと思われますが、約4割の企業が既に条件を満たすプログラムの準備を終え、学生を迎えることが分かりました。今後はさらに3年次のインターンシップが進路決定に大きなポジションとなっていくのではないかと思われます。つまり、これまでは3年生の初秋辺りから就活を意識した準備を進めていた学生が多くおられましたが、それでは手遅れになる恐れが大いに考えられるということです。就活というよりも自身のキャリアをしっかり考察した上でキャリア戦略を練る堅実コースとしては、2年夏休み後にはスタートを切ることを推奨します。就活は、詰込みではなく、時間をかけてじっくり自分が納得して進めることが大切です。「大事を急げ」というシンプルながら本質を突いた先人の教えの通りです。

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