20代の就活とインターンシップの志向

ファッション、カルチャー、デザイン、フード、ウエディングなどに関する雑誌発行を行っているハースト婦人画報社が実施した20大学生を対象に就活とインターンシップに関する調査結果が公表されました。調査は、関東と関西の都市に在住する20代男女を対象に4月28日・29日に行われ、1050名から有効回答を得られたようです。

就活中または就活をする予定の学生のうち、76%がインターンシップに興味があると回答をしていました。この結果は都市部に限らず全国的に見ても同様の傾向か、母数によってはさらに高い数値を示すのではないかと思われます。

インターンシップに参加するとき、その企業について注目する点についての回答では、最多が「社員の雰囲気・オーラ」72.3%、2位が「社員同士の仲の良さ」57.2%、3位「社員が休日にちゃんと休んでいるか」55.5%と続いていました。

就活に関する疑問や要望としては、「通年採用」や「リクルートスーツではなく自分らしい服装・髪型」、「企業とのやり取りはメールよりもSNSダイレクトメッセージ」といった苔が上がっていました。

Z世代の価値観の一面を伺える回答を見ることができ、採用する側としても寄り添えるところとそうではないところをハッキリと示すことの必要性を強く感じました。

勿論、業種や業態によっても異なるものですので、各企業が真摯に検討することが求められものと思います。多様性の時代に沿った改善とビジネス社会のスタイルとして変えてはならないものの線引きやその理由、背景を伝え教えることを億劫にしないことが大事だと思います。

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