サマーインターン実態調査

25年卒大学生・大学院生を採用予定の企業を対象にサマーインターン実態調査(n=198社)結果がエン・ジャパンより公表されました。

25年卒採用から、「5日間以上の日程で、就業体験が参加日数の半分以上を占める」インターンシップの場合、企業はインターンで得た学生情報を採用活動に利用できるようになりました。

25年卒採用を予定する企業にサマーインターンの実施の有無を聞くと、43%が「実施する」との回答でした。しかし企業規模別でみると、300名以下では7割が「実施しない」と回答していたことがわかりました。

サマーインターンの開催日数では、最も多かったのは「1日」の33%でした。企業規模別でみると、1,001名以上の企業の86%が「2日以上」と回答していました。

実施内容での最多は「業務体験をメインにしたもの」64%でした。実施方法では、55%が「対面」と回答していて、インターンにおいても対面回帰の傾向が伺えました。規模別では、300名以下では79%が「対面」で、従業員数が少ない企業ほど対面を重視していることが明らかになりました。

サマーインターン参加者を選ぶための選考を実施しましたか?の問いには、69%の企業が「実施していない」と回答していました。全体では選考をしていない企業が多数派の一方、企業規模別でみると、1,001名以上の企業では半数以上が選考を実施していることがわかりました。

人気企業のインターンシップに参加できるのは、宝くじで1等に当選するくらいの倍率だと比喩されるのも理解でします。サマーインターンの募集開始直後に応募定員を超えてしまうほどに希望者が殺到しているようです。

サマーインターン実施後に行う施策について尋ねると、「会社説明会」が26%で最多でした。しかし従業員数が少ない企業では、「個別面接」が最多になっていました。

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