企業研究のやり方的は至るところから入手できる時代です。就活における企業研究のやり方は別の機会に送ります。今回は、応募企業を選択する際に留意したいことについてです。
元々若い頃に、いつかは自分で商売をしたいと考えていたことがあり、興味や面白いビジネスをしている人の存在を知ると、
- どうやってその商売にたどり着いたのか?
- どうやったらそんなことで食べられるのか?
- どういった人や法人が顧客になっているのか?
- 顧客化のためにどんなことを行っているのか?
といったことを、訊きたくなる衝動が沸き起こるのです。この衝動的習慣が結構役に立つことがありました。一方で、ビジネスの成り立ちや収益構造に興味が湧かない人は、商売に没頭できない傾向にあり利益をあげられないパターンに陥る可能性大なのです。
利益を上げられないのですから、いずれその商売はなくなるでしょう。つまり、ビジネスの世界では人を使う側には向いていないと考えていいでしょう。
話が少し飛んだように思われるかも知れませんが、企業研究の際は、前述したような問いが自分発であることが望ましいのです。
何かのきっかけでその企業を知り、興味関心を覚えたら、その会社をできる限り深く知ることです。学生であっても、興味関心のセンサーに反応する事柄は人それぞれです。ですから、ブランドや規模、給与といった一面ではなく、自分のセンサーが反応した部分を徹底して掘ってみることが大切なのです。そこでその企業で働きたいと思うかどうかが一番大事ことです。
さらに知っておいて欲しいことは、「会社がぜひとも欲しい人材」になることができれば、よほどのことがない限り根井亭は得られることです。
企業が出人も欲しい人材とは、将来、その会社で大活躍してくれる人です。つまり仕事が抜群にできる人であり、結果を出し、実績を上げる人です。
同じ業界であっても会社ごとに分化が異なりますので、活躍できる人材像は傾向やタイプ、求められる能力に明確な違いがあります。なので、その企業を知ることが重要であり、そのための企業研究なのです。
あくまでも応募する会社のために自分を同行するためではなく、自分に合った会社で、将来大活躍できる人材として評価を得るために取り組むことなのです。
加えて、「善く働き豊かに自分らしく生きる」ことを望むのであれば、一緒に過ごす人が、往々にして人人の行動に生涯を通じて影響を与えている、ということを理解しておくといいでしょう。
高い目標を目指すときに、よい仲間に囲まれることがいかに大切か、よくない仲間に囲まれることがいかに害を及ぼすかを、行動科学心理学の分野では明らかになっているのです。
つまり、どんな人たちと働くのかは、あなたらしく人生を豊かに生きるためには重要なことなのです。上司や先輩は選べませんが、どこで働くかはあなたが決めることができるのですから、自分がちゃんと納得できる企業を選択すればいいだけの話なのです。