就職みらい研究所より「就職プロセス調査(2023年卒)5月15日時点内定状況」が発表になりました。「リクナビ2023」の調査モニターの大学生6,259人と大学院生1,375人を対象に行われたようです。調査結果は以下の通りでした。
就職内的率は65.4%(大学院生除く)で、前年同日比で+6.2ポイントでした。前年に比べ高い水準ですが、前年同月差については4月1日時点の+10.0ポイントに比べて、5月1日時点の傾向と同様少し落ち着いた結果となりました。

内定取得先企業の業種は、トップが「情報通信業」29.0%で、2位が「小売業」13.5%、3位は「サービス業」12.7%と続いた。

内定取得企業数の割合が一番多かったのは「1社」で43.7%でした。

5月の活動実施率・活動実施量について、5月1日~15日までの実績と5月16日~31日の予定を比較すると、実施率は「合同説明会・セミナー」で微増、 「個別企業の説明会・セミナー」「エントリーシートなどの書類提出」「面接選考(最終面接含む)」「最終面接」で増加見込みとなっていますが、実施量は「最終面接」のみ微増見込みとなっており、選考が進み接点を持つ企業数が減ってきている様子がうかがえます。

就職活動の終了と継続については、全体において回答の多かった順に「来月中に就職活動を終了しようと思う」33.3%で続いて、「来月以降も就職活動を継続しようと思う」30.0、3位が「まだ決めていない・分からない」25.8%、4位が「今月中に就職活動を終了しようと思う」11.0であった。
「まだ決めていない/分からない」学生を含めると、半数を超える55.8%の学生が来月以降も就活を続けようと考えていることがわかります。

自分自身が心から納得して就活を終えるためにも、周りに流れずに自分の価値と可能性を信じて、ポジティブにやり抜いていきましょう。