5月に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)5類に移行し、日常生活がかなりコロナ禍前に戻ってきた感があります。新卒採用においても、これまでのオンライン化への動きが緩み、以前のように対面での会社説明会、面接、インターンシップが多くなってまいりました。
24年卒就活川柳・短歌の入選作品を紹介します。
「ChatGPT」「蛙化現象」といった今年話題となった言葉が入った歌もありました。コロナ禍で増えていたオンライン面接をあり上げたものが少なくなり、変わって対面面接の戸惑いを表した作品が増えたようです。
当事者である24卒だけでなく、そろそろ就活スタートする25年卒、先輩の情報を知っておきたい26年卒、それぞれに共感する作品があるのではないでしょうか。
【最優秀賞】
- 嬉しくて 何度も開く 合格メール
【優秀賞】
- 「私が 尊敬するのは 母親です」 隣の部屋に 聞えぬように
【佳作】
- AIに 作ってもらった 言葉より 必死で書いた Iが最強
- 両親の 凄みを知った 4年春
- 24卒 早期化しすぎて 追いつけず いつから始まる 就職活動
- 御社への 愛を叫ぶは AIで
- 選考後 労う私の 表情筋
- 蛙化だ まさか私に なぜ起こる
- 憧れの 企業受ける前 見たSNS 踊る社員 わたしは蛙化
- 面接で 「第一志望です」 10回目
- 入学式 無くてスーツを 持ってない
- 就活の 終わりを告げる みだれ髪
今日は、真摯に自分と向き合っているあなたに、態度や振る舞いについてのアドバイスを。
就活、特に面接などで志望企業を訪問するときだけではなく、いつもの学生生活では自信にあふれた態度をとることを心がけてみましょう。意見を言うときは堂々と話そう。背中を丸めると元気が無いように見えるから、背筋をしゃんと伸ばそう。うなだれていると人生の敗残者のように見えるから、姿勢をしっかり正そう。これから大切な場所に行くようなつもりで、自信にあふれた歩き方をしよう。ただし、勘違いしてはいけないことがあります。それは謙虚さを失ってはいけないことです。
真摯さ、謙虚さ、とっても大事なものですが、これを身につけ、さらに他人様から、真摯であること、謙虚であること、をお褒めいただくまではずいぶん長い時間が必要です。その理由は、昨日触れた失敗から学び成長したものでないと、なかなか他人様から認められるような真摯さや謙虚さは表現できるものではないのです。