25年卒 就職川柳

キャリタス就活が実施した「就職活動調査5月1日時点(n=1185人)」に25年卒の就活生が読んだ「就活川柳」。特徴的な句をご紹介します。

就活は 自分も企業を 選ぶ側

いつの時代も学生にとって苦労の多い就職活動。今や大きな経営課題となっている人手不足を背景に、学生優位の売り手市場といわれています。

そんな状況だからこそ、選ばれて採用されるだけではなく、自分に合った企業を選びたい、というストレートな気持ちが伝わってきる一句です。

学生に 高望みしすぎな 人事いる

売り手市場といわれはいるものの、選考面接では厳しかった、上手く答えられなかった、という経験をした学生も少なくないと思います。そんな学生の心情が伺える一句です。

内定辞退が増加している昨今の採用現場では、人事担当者も必死なのだと思います。

全内定 夏インターンは落ちまくり

今や夏のインターンシップは就活の大きなイベントと化しています。人気企業のプログラムには参加希望者が多すぎて狭き門となっています。でも、インターンシップ募集の選考で落ちたとしても、本選考を諦める必要がない様子が伺える一句です。

早期化と言うけれど早くは終わらない

インターンシップの重要が高まっている背景もあり、就活の開始時期が早まっているのが現状です。ですが、早期選考を行う企業が自分の志望先とは限りませんので、現行ルールに沿って6月から選考を開始する企業もあり、早期化と合わせて学生によっては長期化にもなっているのが事実です。その実情に立つ学生の悩ましさが伝わってくる一句です。

勤務地と福利厚生 譲れない

どこで働くのか、休暇などは充分とれるのか、を重視する学生のストレートな気持ちが詠まれた句です。

確かにどこで働くのか、は大事な要素だと思います。でもさらに重要なことはどんな仕事をするのか、ではないでしょうか。つまり職種(職能)です。一人ひとり秀でた強みがあります。その強みを充分発揮できる仕事に就くことが、職業人として重要なことだと考えますがどう思われるでしょうか。

「配属ガチャ」という言葉がありますが、就いた職種(職能)があなたの強みとマッチ度が低いもしくはマッチしないとなると、それは大変不幸なことになると思うのです。ですから、自己分析をしっかり深化することが大切なのです。

来週末29日(土)のラーニングカフェ6月(就活生を対象にした無料キャリア・ワークショップ)では自己分析の本質に焦点を置いて、やり方やヒントをお伝えいたしまます。またワークでは、交流分析(TA心理学)の参加者自身でエゴグラム作成・分析と解説を行います。対象を26年、27年卒業予定者となっていますが、25年卒も参加いただけます。参加は無料ですが事前申し込みが必要です。ご参加をお待ちしております。

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