今年も残すところ20日を切りました。夏季インターンシップ参加前に自己分析や業界・企業研究をおこなった人も、今一度の見直しも進んだ頃ではないでしょうか。
これからエントリーシートに記述する内容の精査となります。ES作成に入った学生から頻繁に聞く悩みの一つに、自分の特性を表現する言葉がわからない、見つからないといったことです。そこで仕事で求められる特徴を手掛かりとして、自分の特性を表現する言葉を探し出すことを提案したいと思います。①自らに関わる力、②他者に関わる力、③課題に対する力の3つ要素で分けてみました。ご参考になれば幸いです。
自らに関わる力
- 決められたことをやり抜く力
- 忍耐力
- 継続力
- 粘り強さ
- 実行力
- 活動意欲
- 集中力
- ストレス耐性
- 主体性(自分で考えて行動できる力)
- 挑戦心・チャレンジ精神
- 改善・成長意欲
- 前向き志向
- 学ぶ姿勢
- 度胸・本番に強い
- タフさ(精神力)
- 使命感・責任感
- 目標指向性・達成意欲
- パッション(情熱)
- 探究心
- どんな仕事でも面白味を見つける好奇心
- 変化対応力・柔軟性
他者に関わる力
- 親しみやすさ
- 気配り・ホスピタリティ
- チャーム(可愛がられる要素)
- 素直さ
- 誠実さ
- 真面目さ
- 約束を守り
- 協調性・チームワーク力
- 指導・育成力
- 働きかける力(巻き込み力)
- わかりやすく伝える力
- 傾聴力
- プレゼンテーション力
- 理解力
- 調整・交渉力
課題に関する力
- 論理的思考
- 物事の本質を突き止める力
- 課題発見力
- 企画力
- 計画力
- 想像力
- 提案力
- 分析力
- 広い視野で捉える力
- 正確性
- スピード
- PCスキル
- 文章作成力
- 計算能力
自己PRを考えるときの悩みで多いのが他者との差別化です。学生生活を振り返ってみると、学業、部活、バイトなどと、どれも他者と代り映えのしないものばかりと考える学生が少なくないようです。事実(出来事)は同じようなものであっても、その捉え方やその後の行動まで他者と一緒ということはないはずです。昨今よく聞かれる多様性の本質は一人ひとりがもつ、物事の捉え方やそこからどんなプロセスを経て行動し結果を築いたかではないかと思います。勿論、結果の成果が成功体験だけではなく、失敗体験も含めてです。そして、その成果から何を学んだのか、ここが一番大切な部分です。あなたの人間性と成長伸びしろも確かめていることを忘れずに、あなたらしい自己PR記述ができるよう、年末年始の時間を活用しましょう。