自己分析

インターンシップ、選考面接、内定後の就職先会社選択と、就職活動の各局面で必要なのは、正しい自己分析です。

多くの学生にとって、自分の「人材(人間)」を評価される初めての体験となるのが、就活です。

どんな職業に就くかを決めるには、これまでを振り返り、自分の考え方や行動のコア(核)を検証して言語化する必要があります。

採用面接では、志望企業の仕事を通じて、自分はどんな未来を実現したいのかを明確に伝える能力が求められます。

自分という人材(人間)を「能力」と「人間性」から語ることで、したい仕事、実現したい夢に「やりたい」「できる」という根拠が伴い、聞く人に説得力を与えるのです。

自己分析から相手に伝えられる未来を描き言語化することを就活前にどれだけ整えることができるかが、就活の結果に大きく影響を及ぼすのです。

1年、2年生と触れ合う機会では、前述した内容をお伝えし、自己分析にはしっかり時間使って深く自分と向き合うことを勧めています。ですが私の力不足で、実際に行動を起こす学生は1割程というところでしょうか。小学生時代の夏休みの宿題のごとく登校日2~3日前なって慌てて固唾けるようにこなすのです。

耳にタコの話でしょうが、「いつかやろう」その「いつか」という日はいつくるのでしょうか?私の知る限り「いつか」はカレンダーに存在しないのです。待っていても「いつか」はやってはきません。思った時が祝日、すぐに行動することが一番です。そんな習慣を持っている人はおそらく面接官の目に留まるものです。

ビジネス界で求められる人材像として近年よく目にするワードのひとつに「自律していて自走できる人」があることをお伝えしておきます。

あなた自身の「人材(人間)」を評価される旨の話をしました。これはあなたが理想とする姿ではなく、就活時におけるリアルあなた像を評価されるのです。言葉でいくら飾っても採用のプロたちを欺くことはできるものではありません。

就活だけで自己分析が大切なものではないのです。社会に出て仕事を通して成果をあげていくプロセスではさまざまな局面で自己分析が求められるものです。

比較的自由に時間をやりくりできる今こそ、じっくり自分と向き合う機会を作ってみましょう。

あなたの強みを探すワークショップが10月に弘前市内で開催されます。これから自己分析に取り組まれる方は、ぜひご参加ください。

なお、同じプログラムを青森市・八戸市でも開催を予定しております。そちらの地域の皆さんは今しばらくお待ちください。

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