24年卒予定学生を対象に就活活動状況に関する調査を実施したオファーボックスから発表された調査結果をみると、ほとんどの学生が「活動中」と答えていた一方で、「内定承諾による活動終了」と回答した学生が既にいて、昨年よりも増加していることがわかりました。

現在、選考が進んでいる企業における状況を尋ねた質問に対しては、「選考過程」45.9%が最も多い回答でした。一方で「内定承諾」と回答した学生が6.6%でした。前述した「内定承諾による活動終了」2.7%を引いた学生が内定を保有しながら就活を続けていることがわかります。

はじめて選考を受けた時期に関しては、「今後開始しる予定」22.5%が最多でした。一方で24年卒学生の77.5%がすでに選考を受けていることが明らかになりました。

どのような企業に魅力を感じるかについての質問には、「社内の雰囲気が良い」73.3%が最多で、「給与、待遇が良い」58.4%、「完全週休二日制」57.0%と続きました。社内文化と制度にフォーカスするのは、働き方として魅力があるかどうかが決め手になっているように伺えます。

働く環境と働き方は、ワークとライフを含めたキャリア形成や豊かな人生を過ごすためにはとっても大切なものですので、ファーストキャリアの段階から将来を見据えた職業選択をする視点はたいへん有益なものであると思います。希望や願望レベルのものではなく、ざっくりとしたものであっても、自分自身のキャリアプランやライフプランをベースに持って就活することは、自分の人生を大切にすることに繋がりますし、物事の選択基準の資質度を高めることにもなりますので、是非取り入れてみてください。