24年卒 先輩の面接の内省

採用面接、個人差はありますが多くの方は緊張します。ドキドキしたりソワソワしたりで、うまく自己アピールができなかった…と悔しい思いで内省をした話を星の数ほど伺ってきました。

失敗から学ぶのは本人だけの話ではなく、その情報から第三者が学ぶ価値はおおいにあります。特にいよいよ就職活動を始める時期となった24年卒業予定の学生の皆さんには、当事者意識を持って、諸先輩の「こうしておけばよかった」から真摯に学んでいただきたく思います。

「事前チェックを怠るな!」

諸先輩の内省

  • 親や友人などに協力してもらい、自分の姿が客観的にどんな印象を与えるかなど意見を聞けたらよかった。
  • 面接の練習の様子をビデオで撮って、その様子を自分で確認すればよかった。
  • 面接で話が長くなってしまったことが多々あったので、簡潔に話をする練習をしておくべきでした。

表情や態度(姿勢)、振る舞い(所作)の他に、話し方のクセや使わない方がいい言葉など、自分ではほとんど気づけないことが多いものです。面接対策は基本的な知識を理解したら、とにかく実践的練習と愛あるフィードバックの受容を繰り返すことが重要です。

「逆質問・深掘り質問がある!」

諸先輩の内省

  • 逆質問をするにはその企業に対する理解が必要なのにそこを怠っていたので、ありきたりの質問をしてしまいました。自分に対することばかりに意識を向けるのではなく、企業や業界についての理解をもっと深めておけばよかった。
  • 逆質問が思いつかなかったことがあった。最低3つは事前に考えておくべきでした。
  • 最終面接はESに重点を置いて質問されることが多かったので、ESの深掘りをしておくべきだった。

学生から面接官に尋ねる逆質問。面接官が純粋に疑問を解消してもらおうと設定するケールもありますが、学生の資質を見極めるためにあえて逆質問を使うことも少なくありません。少なくても第一志望群となる3~5社については、徹底した会社研究が必要不可欠であると理解して、面接対策をすることが大事です。

「基本をちゃんとする!」

  • 高校や中学時代のことを聞かれることが何回かあった。高校・中学時代も含めて自己分析をしておけばよかった。
  • どんな質問にも対応できるように準備して面接に臨むことが必須であり、マナーでもあると学んだ。もっと自己分析をしておけばよかった。
  • 本社の所在地所など、リモートだと実際に行っていないということで聞かれることがありました。もっと応募企業の基本情報を調べておけばよかった。
  • 二次面接で一次面接でも聞かれたことと異なる答えをしてしまったことがありました。二次面接を受ける前に、一次面接で答えた内容などの振り返りをすればよかった。

これらはどれも就活の基本と言えます。「自己分析」や「企業研究」は量と質の両方で、あなたの力量が試されるものです。またその内容があなたの自社への入社意欲と相関するものと考えられる傾向もあります。優秀な人材は何人抱えても邪魔にはなりませんが、頭脳明晰だけで優秀とは評価しないことが多いのも事実です。ビジネスは人を相手にして行う商いです。携わる人間の人格や人間力はとっても重要視されるものであることを理解しましょう。

就活生としてできること、やれることを割愛するようではいただけません。あなたの大切なキャリアスタートに係ることです。真摯に情熱をもって挑んでください。

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