いよいよ3月に入り、23年卒就活生を対象にした会社説明会がさまざまな形で開催されています。学生の中にはスデニ回以上参加したという方もおられるようです。今回は会社説明会に参加するにあたり留意したいポイントの話です。
ある意味当たり前の話でもあるのですが、話を聞く相手企業への予習をしておくことです。殆どの企業の採用情報はホームページで確認することができます。できるだけ多くの情報を知っておくことだけではなく、得た情報からその企業に対するイメージを持つことが大切です。実際に話を聞いた後で、自分のイメージと合致していたのか、そうでなかったのかは、就活を前に進めて行く一つの判断材料として役に立つものになります。
当日の大切なことはメモを取ることです。聞いた話の内容だけではなく、以下の項目を記録しておくことをお勧めします。
- 日付と場所
- 会社名
- 説明者の部署と氏名、簡単な印象
特に意識しておきたいことは、「どの部署の誰が話したのか」を記録しておくことです。選考が進む中で、面接などで「その話は誰から聞いたの?」と尋ねられた際に「〇〇で行われた会社説明会で経営管理部長の□□さんです」と正確且つ具体的に名前を伝えることができたら、好印象を持ってもらえるはずです。「この学生は、きちんと話を聞いて覚えている」と思ってもらえます。他者の話をしっかり聴くことができることは、コミュニケーションスキルの第一条件でもあります。また、志望度の高さを示す機会につながることも考えられます。
メモは、就活を進めいく自分への応援レターとなるだけではなく、誰かに役に立つ情報にもなるものです。ですから、後日誰かに教えることになるつもりで聴く姿勢が良いのではないかと思います。
アレもコレも話し出すと山ほどあるのが今回のテーマでが、厳選ポイントをお伝えしました。
- 事前の準備で相手のイメージを掴んでおく
- 記憶に頼るのはNG。後で自分を助ける記録を残す