24年卒 就活準備実態1月

マイナビが「24年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)」が発表されました。コロナ禍当初はドタバタ感があった企業の新卒採用活動も昨年あたりからは落ち着き、求人数も増加が見られています。今年のトレンドのひとつとしては、給与アップする・しないで学生の関心が高まっていることではないでしょうか。今回の調査結果によると、初任給や給与を増やす企業には7割の学生が、就職先として志望度が上がると回答していました。

インターンシップ

これまでに(推計で)インターンシップに参加したことがあると答えた学生は86.1%でした。23年卒1月は84.0%でしたので、昨年よりも2.1pt増加していました。3年生までにインターンシップに参加することの「当然化」がより進んでいることが伺えます。

就活準備と学業両立

インターンシップ参加などの就活準備と、大学の学業の両立で悩んだり苦労したことがあると72.6%の学生が回答していて、多くの学生が苦労していることが伺えます。これまで経験した受験とは大きく異なることですので、悩みや苦労があって当然と言えば酷でしょうか。恐らく先が見えない中で不安や恐れを感じている学生もおられることでしょう。就活は苦しいだけではありません。その体験が生みの苦しみであり、自身が成長する源泉になるものと捉えてみてはいかがでしょう。

「ある」と回答した学生に就活準備と学業の両立状況について尋ねたところ、「特にどちらを優先するということはなく両方同じ程度力を入れている」が唯一増えていました。

企業の賃金の伸び悩みや賃上げに関する議論がされているなか、初任給や給与を増額させる企業の動きについてどのように感じているか、については「その企業に対する関心が高まり、就職先としての志望度も上がる」と答えた学生が68.2%でした。物価高騰が続くなかで学生生活においても苦労されている人が少なくないようだが、賃上げに関心が高いだけではなく、就職先としての選択肢として重視する志向がある程度高いことがわかりました。

働く者としては、賃金はとても大切なものであるのは当然ですが、額の大小だけで選択し、意思決定すること無いように留意いただきたいものです。

当ブログでも何度もお伝えしていることですが、「なぜ、その仕事を選んだのか?」と追われたとき、自分が胸を張って本音で明確に応えることができる話ができる仕事(企業)と出会う努力が大切です。就活を終えるその時、最も重要なことはあなたが心から納得していることだと思います。その瞬間をあなたが迎える応援と支援を青ラボでは提供しております。お問い合わせページからご相談を受け付けています。

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