インターンシップ(キャリア形成支援プログラム)について

11月に入りました。毎年この時期になると1年の早さを実感します。皆さんはいかがでしょうか?

25年卒の学生を対象としたインターンシップから、新しいルールが適用になっていることはすでにご存知だと思います。詳しくは内閣官房から出ている「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」を参照ください。

近年では、就活においてンターンシップ参加の重要性が学生に浸透したこともあり、企業によっては応募者が行列するほど人気のプログラムがあります。

今夏のインターンシップについての調査が出そろったこともあり、さまざまな情報を得ていると思われます。これから、冬季インターンシップや来春以降のインターンシップを検討される25年卒・26年卒の皆さんにむけて、今一度、インターンシップに参加するメリットを整理しておきます。

1日~1週間程度で実施される短期インターンの場合、学生は以下の目的で参加する傾向が多いかと思います。

短期インターンシップに参加する目的

  • 志望業界や志望職種を明確にするため
  • 就活の視野を広げるため
  • 企業理解を深めるため
  • 自己理解を深めるため
  • 本選考を有利に進めるため

一方で、1ヶ月以上にわたって行われる長期インターンの場合の参加目的は、将来を見据えて自己研鑽するために長期インターンに参加しています。

長期インターンのメリット&デメリット

1ヶ月以上にわたって行う長期インターンは、実践的な内容かつ社員と同じような働き方するので、入社後のミスマッチが生じにくい点が最大のメリットです。また、大学1〜2年生の早い段階から将来を見据えて行動しているキャリア形成意欲の高い学生いった評価を得られことがあり、長期インターンならではのメリットと言えます。

さらにインターン中の仕事に対する姿勢・周囲との関わり方・成長スピードなどから、自社にマッチした人材として評価を得られると、選考における大きなアドバンテージとなるでしょう。

短期インターンのメリット&デメリット

1日〜1週間程度で行う短期インターンは、複数回参加できるうえに応募のハードルが低い。多くの企業と接触できます。ただし、開催期間が短く、伝えられる情報量が限られるため、企業文化や社風などをしっかり把握することは難しいという点がデメリットとなります。

また、短期インターンは大きく次の2種類に分けられます。それぞれメリット・デメリットが異なるため、自社にあうコンテンツを選ぶようにしましょう。

オンラインインターンのメリット&デメリット

コロナ禍以降、オンライン形式でインターンシップを実施する企業も増えています。当初はコロナ禍により仕方なく対面形式からオンライン形式に切り替えた企業も少なくありませんでしたが、オンラインインターンだからこそ得られるメリットもあります。

インターンシップは、参加することに意味がある的な思考ではあなたの役に立たない経験となってしまいかねません。大切なことは「目的」を明確にして参加されることです。そのために必要となってくることが自己分析の結果でもあります。自己分析は就活における要となる取組です。すでに自己分析を済ませた!と考えている方がおられましたら、ここで胡坐をかかず、しっかり見直してみてください。「己を知る」ことが、簡単ではないことは、よく理解できることだと思います。

じつは、毎年行われている新入社員への調査で「就活中にもっとやっておくべきだったことは?」のトップは「自己分析」なのです。自己分析はやればやるだけ深まります。あなたのキャリアのためにもトコトン取り組みましょう。

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