現在の就職活動においてインターンシップは、OB訪問や説明会・セミナーなどと同様に、場合によってはそれ以上に重要な活動になっています。
会社の組織文化を肌感覚で知ることができ、事業内容や現場の業務への理解も深まります。
インターンシップが一般化したのは2000年代に入ってからで、以前はインターンシップを実施する企業も参加する学生も少数でした。
現役の職業人のなかにはインターンシップを経験してこなかった人が大勢存在することがわかる。
「インターンシップ未経験者に今学生時代に戻るとしたら、インターンシップに参加するか」などを訪ねたアンケート調査の結果が報道されていた。
前述の調査では、学生時代にインターンシップ経験者は全体の4割近い39.3%であった。
学生時代にインターンシップに参加したことがない人の過半数が、いま学生時代に戻るとしたらインターンシップに参加したいと考えていることがわかった。
さらに、学生時代に参加しなかったとはいえ、インターンシップが持つ様々なメリットを高く評価している実態がうかがえる結果であった。
参加したい、または参加したくない理由についても具体的に訪ねている。就活生にとって、参考になる情報だと思い、その理由を紹介をします。
参加したい理由としては、
- 会社の雰囲気を知ることができる
- 仕事内容や業務の流れを理解できる
- 視野が広がる
- 勉強になる
- 可能性を広げられる
- 修飾へのモチベーションが高まる
- 想像と実態とのギャップを埋められる
- 自分の適性がわかる
- ミスマッチを防げる
- 企業や職場の雰囲気がわかる
- 具体的なイメージを掴める
- 採用側のニーズが掴める
- 視野が広がる
などが指摘されていた。
次に、参加したくない理由としては、
- インターンシップをよく知らない
- 学業の妨げになる
- 実態とはギャップがある
- 企業の嫌な部分が見える
- 不安
といった声が寄せられていたとのことです。
この調査結果は、インターンシップに対して不安や面倒くささを感じている就活生にとって、意識変容の気づきを与えてくれるものではないでしょうか。インターンシップに参加しないことが悪ことではないが、参加するメリットがちゃんとあることを理解できるのではないかと思った調査結果だった。