新型コロナウイルスの感染者数が少し落ち着いてきたこともあってか、最終面接は対面で実施する企業が増えています。加えて、企業側にも素晴らしい人材を早期に囲い込むため内定提示を速めている傾向もあります。
今回は対面で行われる最終面接をイメージした内容です。
対面面接では控室や受付などでの振る舞いもチェックされるケースも少なくありません。面接会場の建物に入ってから出るまでは、気を緩めないことを意識しましょう。
控室で一緒になった就活生を見ると、みんな立派に見え気後れする人がいます。でも、その人たちと同じようにあなたも最終面接までたどり着いたのです。自分の努力を認め、可能性を信じての本番に臨んでください。
面接時のやりとりで心得ておくことは、結論から話すことです。慣れない場と空気感は緊張して当然です。ただ緊張でしっかり話すことができなかった、を避けるためにも先に結論を話しておけば、根拠や具体例などが、多少浮ついてしまっても心配に及ばないケースが多いものです。
面接は尋問ではなく、コミュニケーションです。その場を楽しむことができるとうまくいくものです。面接者の質問の意図を考え簡潔に答えるようにして、応答のすべてに自己PRをつなげる必要もありません。面接対策などでマニュアル化された応答例をなぞるような話ばかりになってしますと、能力の低さや自分を出さない不誠実な人と評価されることがありますので注意してください。
最期に、人はリラックスした状態の方が、パフォーマンスが上がるものです。面接では、それまでにやってきた自分を認めて、落ち着いて、臨みましょう。安心からいい会話が始まるものです。