【27卒・28卒】『なぜか上手くいく』に注目!あなたの隠れた強みを見つける夏のワザ

皆さん、こんにちは!

昨日の記事では、「仕事の成果は『強み』からしか生まれない」というお話と、あなたの「強み」を「コンピテンシー」という視点で捉える重要性をお伝えしましたね。そして、過去の「成功体験」を深掘りするワークにも取り組んでくれたでしょうか。

ワークを通じて、これまで意識していなかった自分の「強み」の片鱗に気づけた人もいるかもしれません。でも、もしかしたら「うーん、いまいちピンとこないな…」と感じている人もいるかもしれませんね。

それもそのはず。実は、私たちの「強み」の中には、自分では「当たり前すぎて」気づかない、あるいは「無意識のうちにやっているから」見過ごしてしまっているものがたくさんあるんです。

  • 「みんなもこれくらいできるでしょ?」
  • 「特に努力しているつもりはないんだけど…」
  • 「気づいたら、いつも私がやっちゃってるな」

こんな風に感じていることこそ、実はあなたの「隠れた強み」である可能性が大!なんです。自分では「普通」だと思っていることが、周りから見ると「すごい!」「なんでそんなに簡単にできるの?」と驚かれること、ありませんか?

今日の記事では、そんなあなたの「隠れた強み」を見つけるためのヒントと、具体的なワークをお伝えします。この夏休みを、あなた自身も気づいていなかった「最高の私」を発見する時間にしていきましょう!

1. なぜ『隠れた強み』に注目すべきなのか?

『強み』は「無意識」の中に潜んでいる

私たちは、日々の生活の中で多くの行動をしています。その中には、意識して努力していることだけでなく、全く意識せず、自然に、しかも効率的にやってしまっていることがたくさんあります。

例えば、グループワークで意見がまとまらない時に、なぜか自分だけがスムーズに場をまとめられる。友達の悩みを聞いていると、自然と相手が本音を話し始める。新しいアプリやサービスを、説明書を読まずにすぐに使いこなせる。

これらは、あなたにとっては「当たり前のこと」「特に頑張ったわけじゃない」と感じられるかもしれません。しかし、これこそが、あなたが努力せずとも高いパフォーマンスを発揮できる、無意識の「強み」なんです。

私たちが考える「強み」とは、まさにこの「無意識に高いレベルでできること」を指します。意識的に努力して習得したスキルももちろん強みですが、無意識に発揮される強みは、ストレスなく、持続的に成果を生み出しやすいという特徴があります。

面接で「あなたの強みは何ですか?」と聞かれた時に、誰もが言うような「真面目です」「努力家です」といった一般的な回答ではなく、あなたならではの「無意識にできてしまうすごさ」を具体的に伝えられれば、面接官はきっと「おっ、この学生は何か持っているぞ」と感じてくれるはずです。

他者からの視点は『隠れた強み』を発見する宝の地図

自分一人で自己分析をしていると、どうしても思考に限界があります。「強み」は、自分にとっての「当たり前」であることが多いため、その価値になかなか気づけないものです。

そこで役立つのが、「他者からの視点」です。

友人、家族、アルバイト先の同僚や上司、サークルの先輩や後輩…あなたの周りにいる人たちは、あなたが無意識に発揮している「強み」に気づいている可能性が高いんです。なぜなら、彼らにとってはそれが「当たり前」ではないからです。

  • 「〇〇くんって、いつも人の話をじっくり聞いてくれるよね」
  • 「△△さんのおかげで、あのプロジェクトがスムーズに進んだよ」
  • 「君がいると、場の雰囲気がパッと明るくなるね」

こんな風に言われた経験はありませんか? これらの言葉は、あなたの「隠れた強み」を示す宝の地図のようなものです。

他者からのフィードバックは、自分では気づかなかった「得意なこと」や「自然とやっている良い行動」を浮き彫りにしてくれます。これは、自己理解を深める上で、非常に強力なヒントになります。

『完璧』よりも『らしさ』を見つける夏にしよう

「完璧な強みを見つけなくちゃ!」と意気込むと、かえって身構えてしまい、自分らしさが見えなくなってしまうことがあります。大切なのは、「完璧な強み」を探すことではなく、「あなたらしさ」が詰まった強みを見つけることです。

あなたの「隠れた強み」は、まさにあなたの「らしさ」そのもの。無理に飾ったり、背伸びしたりする必要はありません。あなたが無意識に、自然に発揮している「らしさ」こそが、唯一無二のあなたの価値なんです。

この夏休みは、自分を深く見つめ、周りの人たちの声にも耳を傾けることで、あなた自身も気づいていなかった「最高の私」を発見するチャンスです。

2. 【ワーク】あなたの『隠れた強み』を発掘する!3つの視点

それでは、あなたの「隠れた強み」を発掘するための具体的なワークに取り組んでみましょう。

ワーク1:人から「褒められたこと」「感謝されたこと」を書き出す

これまでの人生で、友人、家族、先生、アルバイト先の人など、誰かから言われて嬉しかった言葉や、感謝されたエピソードを思い出してみてください。

ポイント:

  • 「すごいね」「助かったよ」「〇〇さんのおかげだよ」といった、具体的な言葉を思い出しましょう。
  • 小さなことでも構いません。「ありがとう」と言われた些細な出来事もヒントになります。
  • 漠然とした褒め言葉ではなく、「具体的に何に対して」褒められたのかを掘り下げましょう。

【ワークシート例:他者からのフィードバック記録】

誰から言われたかどんな場面だったかどんな言葉をかけられたか / 感謝されたかその時、自分は何をしたかその行動の裏にある「強み」は?
(例:アルバイト先の店長)(例:レジが混んでいてパニックになりかけた時)(例:「坂本君が冷静に周りをサポートしてくれたから助かったよ。状況判断力すごいね。」)(例:お客様を待たせないよう、他のスタッフに指示を出しつつ、自分も対応に回った。)(例:状況判断力、冷静な対応力、チームワークを意識した行動力)














ワーク2:あなたの「プチ成功」体験をメモする習慣

大成功でなくても、日々の生活の中には小さな「プチ成功」がたくさん隠れています。これらを意識的にメモする習慣をつけてみましょう。

ポイント:

  • 「あれ?なぜか自分だけスムーズにできたな」
  • 「特に意識してないけど、気づけばこれが得意だな」
  • 「人から頼まれた時に、なぜか苦にならないこと」

例えば、

  • 友達が困っている時に、自然と解決策を提案して喜ばれた。
  • 複雑な仕組みを、自分なりの方法で簡単に理解できた。
  • 部屋の片付けが、気づいたらあっという間に終わっていた。
  • 誰かの誕生日を忘れずに、サプライズを企画した。

こんな些細なことでも構いません。日記やスマホのメモ機能を使って、「今日のプチ成功と、その時の自分の行動」を記録してみましょう。

【ワークシート例:今日のプチ成功メモ】

日付どんなプチ成功だったかその時、自分は何を意識したか / 無意識に何をしていたかそこから考えられる「強み」のキーワード
(例:6/25)(例:プレゼン資料が期日ギリギリだったけど、焦らず冷静に完成させられた。)(例:まず全体像を把握し、優先順位をつけて一つずつタスクを潰していった。)(例:計画性、冷静さ、着実な実行力、危機管理能力)











「強み」を具体的に言語化する練習

ワークを通じて見つかった「強み」のキーワードを、さらに具体的に言語化する練習をしましょう。

例えば、「優しい」というキーワードが出たとします。

これを「強み」として深掘ると、「相手の気持ちを察して、適切な言葉をかけられる『共感力』」「困っている人に、具体的な行動で寄り添える『サポート力』」など、具体的な行動に繋がる強みが見えてきます。

  • 「〇〇力(りょく)」
  • 「〇〇性」
  • 「〇〇力(ちから)」

など、具体的な言葉に落とし込むことで、あなたの強みが面接官に伝わりやすくなります。

「強み」は、あなた自身がまだ気づいていない才能の宝庫です。焦らず、この夏休み中にじっくりと自分と向き合うことで、あなただけの最高の武器を見つけ出しましょう。

まとめ:この夏、あなただけの『隠れた強み』を発掘し、自信を手に入れよう!

27卒・28卒の皆さん、「自分には特別な強みなんてない…」と諦めるのはまだ早いです。あなたの「隠れた強み」は、日々の生活の中や、周りの人たちの言葉の中に、必ず存在しています。

今回紹介したワークを通じて、自分では「当たり前」だと思っていたことや、人から褒められたり感謝されたりした経験の中に、あなたの「無意識の才能」が隠されていることに気づけたでしょうか。

この夏休みは、自分を深く見つめ、周りの声にも耳を傾けることで、あなた自身も気づいていなかった「最高の私」を発見する最高のチャンスです。見つけた強みを具体的に言語化する練習も忘れずに。

あおもりHRラボは、あなたが青森で(以外の地域でも)「善くはたらく」未来を拓けるよう、この夏からの就活準備を全力でサポートします。さあ、あなただけの「隠れた強み」を発掘し、自信を持って未来を切り拓きましょう!

1

TOP
TOP