【26卒就活】6月11日スタート!面接・ESで「本音」を伝える最強準備術

皆さん、こんにちは!

昨日の記事では、6月以降の企業選びで大切なのは、表面的なデータだけでなく、「社風」や「企業文化」との「相性」を見極めることだとお話ししました。OB・OG訪問やイベント参加で「中の人」と直接話すことの重要性も伝わったでしょうか?

さて、せっかく相性の良い企業を見つけても、自分の魅力や熱意がしっかり伝わらなければ、次のステップには進めませんよね。特にこの時期は、限られたチャンスを確実にモノにするための、面接やエントリーシート(ES)での「伝え方」が非常に重要になります。

「本音を言ってもいいのかな?」

「どうせ、きれいごとを話さなきゃダメなんでしょ?」

そう思っているあなたにこそ伝えたい。企業が本当に知りたいのは、あなたの「本音」です。今日は、あなたの本音が「企業に響く」自己PRや志望動機として伝わるための、具体的な準備術と話し方を徹底的に解説していきます。

1. 企業が本当に知りたい「本音」とは? ~採用担当者の視点~

「優等生な回答」より「あなたらしさ」が求められる理由

就活対策本やインターネットで「模範解答」のようなものを見たことがあるかもしれません。「こういうことを話せば、きっと受かるんだろうな」と、つい考えてしまいますよね。もちろん、基本的なマナーや論理的な話し方は大切です。でも、多くの学生が同じような「優等生な回答」をしてしまうと、どうなるでしょうか?

採用担当者は、何百、何千という学生と出会います。その中で、誰もが同じような自己PRや志望動機を話していたら、あなたのことは全く印象に残らないでしょう。企業が本当に求めているのは、「あなた」という唯一無二の存在なんです。

なぜなら、企業は「完璧な人間」を探しているわけではないからです。彼らが知りたいのは、

  • あなたがどんなことに「喜び」や「やりがい」を感じるのか?
  • どんな時に「困難」を感じ、どう乗り越えてきたのか?
  • 何に「夢中」になり、どんな「成長」をしてきたのか?
  • 企業の中で、どんな「自分」として貢献したいのか?

つまり、あなたの「人間性」であり、そこから生まれる「あなたらしさ」なんです。これを伝えるには、飾らない「本音」で語ることが何よりも大切になります。

「共感」と「貢献」で刺さる!採用担当者の心に響く要素

では、あなたの「本音」をどのように伝えれば、採用担当者の心に響くのでしょうか?キーワードは「共感」と「貢献」です。

1. 共感:企業への「なぜ」を深く掘り下げる

志望動機を話す時、「なぜ御社を志望するのですか?」と聞かれて、「御社の〇〇という事業に魅力を感じました」で終わっていませんか?これだけでは、まだ足りません。

企業が本当に知りたいのは、「なぜ、数ある企業の中で、うちの会社なのか?」という、あなたの深い「共感」です。

  • その事業の「どんな点」に魅力を感じたのか?
  • その魅力は、あなたの「どんな経験」や「どんな価値観」と繋がっているのか?
  • その事業を通して、「どんな社会」を実現したいのか?

たとえば、「御社の〇〇事業に魅力を感じました。なぜなら、私自身が学生時代に△△の課題に直面し、その解決のために尽力した経験があるからです。御社の事業は、まさにその課題を解決し、人々に大きな喜びを与えていると知り、私自身の体験と重なり、強く共感しました。」というように、あなたの個人的な経験や価値観と、企業の事業や理念を結びつけることで、説得力が増し、採用担当者は「ああ、この学生は本当にうちの会社に興味を持ってくれているな」と「共感」してくれます。

2. 貢献:入社後に「何ができる」のかを具体的に示す

自己PRや志望動機で、あなたの「過去」を語るだけでなく、「入社後に何ができるのか」という「未来の貢献」を具体的に示すことも重要です。

企業は、あなたを採用することで、自社にどんなメリットがあるのかを知りたいと思っています。

  • あなたの強み(例:課題解決力、コミュニケーション力、粘り強さ)が、その企業のどの部署で、どんな業務に、どのように活かせるのか?
  • 入社後、具体的にどんな役割を担い、どんな成果を出したいと考えているのか?

たとえば、「学生時代に培った課題解決能力を活かし、御社の〇〇部門で△△の効率化に貢献したいと考えております。特に、〇〇の経験で得た△△のスキルは、御社の新しいプロジェクトにおいても、□□の点で貢献できると確信しています。」というように、あなたの経験やスキルが、企業の具体的な業務や課題にどう役立つかを明確にすることで、採用担当者はあなたが「入社後に活躍している姿」をイメージしやすくなり、「貢献」への期待が高まります。

2. 「本音」を伝えるための準備術 ~自己分析から表現まで~

深掘り自己分析!「Why(なぜ?)」を繰り返し問う

「本音」を伝えるためには、まず自分自身の「本音」を深く理解する必要があります。そのためには、徹底した「Why(なぜ?)」の深掘りが不可欠です。

  • 「なぜ、その経験を頑張れたの?」
  • 「なぜ、その時そう感じたの?」
  • 「なぜ、この会社で働きたいの?」
  • 「なぜ、この仕事に魅力を感じるの?」

例えば、「学生時代にカフェでアルバイトを頑張りました」というエピソードがあったとします。

  • Why?(なぜ頑張れた?) → 「お客様が喜んでくれる顔を見るのが好きだったから」
  • Why?(なぜお客様が喜ぶと嬉しいの?) → 「自分の提供するサービスで人の役に立つことにやりがいを感じるから」
  • Why?(なぜ人の役に立ちたいの?) → 「幼い頃から困っている人を放っておけない性格で、誰かの課題解決に貢献したい気持ちが強いから」

このように、Why」を5回ほど繰り返すことで、あなたの表面的な行動の裏にある「根源的な価値観」や「原動力」が見えてきます。これが、あなたの「本音」であり、自己PRや志望動機に深みと説得力を持たせる源泉になるんです。

エピソードは「感情」と「学び」を込めて語る

自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を話す時、単に「何をしたか」を羅列するだけでは、聞く人の心には響きません。重要なのは、そのエピソードにあなたの「感情」と「学び」を込めることです。

1. 感情を込める

  • その時、あなたは何を感じたのか?(例:「悔しかった」「嬉しかった」「もどかしかった」「感動した」)
  • どんな気持ちでその行動に取り組んだのか?(例:「諦めたくなかった」「みんなを笑顔にしたかった」)

感情を込めて話すことで、聞く人はその場面をより鮮明にイメージでき、あなたの人間性が伝わります。

2. 学びを明確にする

  • その経験を通して、何を得たのか?
  • どんなスキル考え方が身についたのか?
  • その学びを、今後どう活かしたいのか?

単なる成功談だけでなく、失敗から学んだこと、困難を乗り越える中で得た気づきなども、あなたの成長の証として非常に価値のある学びになります。

例えば、「アルバイトで売上を伸ばすために、お客様とのコミュニケーションを徹底しました。」という話に、「お客様一人ひとりの表情を見て、本当に求めているものを察しようと努力しました。最初はうまくいかず悔しい思いもしましたが、諦めずに試行錯誤を続けた結果、お客様から『ありがとう、また来るね』と言われた時は、心から嬉しかったです。この経験から、相手のニーズを深く理解し、それに応えることの重要性を学びました。御社の営業職で、この学びを活かしてお客様の課題解決に貢献したいです。」というように、感情と学びを具体的に加えることで、ぐっと魅力的なエピソードになります。

面接は「会話」のキャッチボール!準備万端で臨む

面接は、一方的に質問に答える場ではありません。それは「企業との対話」であり、「キャッチボール」です。

1. 準備は怠らない

  • 想定質問への回答準備: 頻出質問(自己PR、志望動機、ガクチカ、長所・短所、逆質問など)に対する回答は、丸暗記ではなく、話す内容のポイントを頭に入れておく程度に留めましょう。
  • 企業情報の再確認: 企業理念、事業内容、最近のニュースなど、面接直前にもう一度確認します。
  • 逆質問の準備: 企業への関心度を示す重要な機会です。「あなたが知りたいこと」を明確に、かつ「入社後の貢献」に繋がるような質問をいくつか用意しておきましょう。(例:「御社の〇〇な事業に大変魅力を感じているのですが、新入社員は具体的にどのような役割からスタートし、どのような成長が期待されますか?」など)

2. 「話し方」を意識する

  • ハキハキと、明るく、笑顔で: 声のトーンや表情は、あなたの印象を大きく左右します。
  • 相手の目を見て: 落ち着いて、面接官の目を見て話しましょう。
  • 結論から話す「PREP法」: 「Point(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(再度結論)」の順で話すと、論理的で分かりやすい構成になります。

3. 模擬面接で実践練習

最も効果的な準備は、「実際に話す」ことです。大学のキャリアセンターや「あおもりHRラボ」のようなキャリアコンサルタントに模擬面接を依頼し、客観的なフィードバックをもらいましょう。話し方、表情、論理構成など、自分では気づかない改善点が見つかるはずです。

「実践あるのみ」です。たくさん練習して、自信を持って面接に臨んでくださいね。

まとめ:あなたの「本音」で、最高のキャリアを掴み取ろう!

26卒の皆さん、6月に入り、就活はさらに佳境を迎えています。焦る気持ちはよく分かりますが、この時期に最も大切なのは、面接やESであなたの「本音」を、企業に「刺さる」形で伝えることです。

企業は「優等生な回答」ではなく、あなたの「人間性」や「あなたらしさ」を求めています。徹底的な自己分析で「Why」を深掘りし、あなたの「根源的な価値観」を見つけましょう。そして、エピソードには「感情」と「学び」を込めて、STARメソッドなどの論理的な構成で語ってください。

面接は企業との「対話」です。「選ばれる」のではなく「選ぶ」というマインドセットで、あなたらしい魅力を最大限にアピールしてください。

「今からでも大丈夫!」というメッセージを心に刻み、青森であなたの「本音」が活きる最高のキャリアを掴み取るために、私たちあおもりHRラボはこれからも全力であなたをサポートし続けます。自信を持って、一歩踏み出しましょう!

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