25卒 企業を決めている4割超

インターンシップ等については、25年卒の採用から、「長期休暇中に実施」「開催日数5日以上」「開催日数の半数以上は、職場での就業体験を実施」などの一定の条件下で、インターンシップと採用の連携が可能になりました。

そうなると、より早期から動く学生が増え、企業を知り企業理解を深める時期も実質的に前倒しになることが想定されます。そこで、25年卒の学生は「選考に進みたい企業」をどの程度決めているかを調査した結果が株式会社学情から発表されました(n=482件)。

Q:選考に進むことを決めている企業はありますか?

「選考に進むことを決めている企業がある」と回答した学生が44.0%でした。4割以上の学生が、3年9月末時点で「選考参加」を決めている企業があることが明らかになりました。

学生からは、

  • インターンシップに参加し、企業の雰囲気を知ることができた
  • 複数の就業体験に参加し、どのような仕事が向いているか分かってきた
  • インターンシップに参加した企業の中から、選考に参加する企業を決めたい
  • 選考に参加したい企業を決めて、年内には就職活動を終わらせたい

などの声が挙がっていました。

Q:インターンシップやオープン・カンパニーに参加した企業の中で、選考に進みたい企業はありますか?

インターンシップやオープン・カンパニーに参加した企業の中で、「選考に進みたい企業がある」と回答した学生が58.0%に上っていました。「選考に進むか検討している企業がある」を合わせると、9割に迫る学生が、インターンシップやオープン・カンパニーに参加した企業の中で、「選考に進みたい企業がある」としていることが分かりました。

学生からは、

  • インターンシップに参加して、企業の雰囲気が分かったから
  • 就業体験を通じて、仕事への理解を深めることができた
  • インターンシップに参加して、志望度が高くなった

などの声が寄せられていました。

Q:インターンシップやオープン・カンパニーは、オンライン・リアルのどちらで参加しましたか?

インターンシップやオープン・カンパニーの参加形式について、「リアルとオンライン両方を経験している」と回答した学生が60.7%になっていたことが分かりました。「リアルで参加」25.3%、「オンラインで参加」14.0%となっていました。

Q:リアル・オンラインどちらの形式で参加したインターンシップ、オープン・カンパニーのほうが満足度が高いですか?

インターンシップやオープン・カンパニーの満足度について、「オンライン」より「リアル」で参加したプログラムの満足度が高いと回答した学生が46.8%に上っていました。「どちらかと言えばリアル」35.9%を合わせると、8割以上の学生が「リアル」で参加したプログラムの満足度が高いとしました。

学生からは、

  • リアルのほうが、会社の雰囲気が分かりやすい
  • リアル開催のプログラムのほうが、グループワークをしやすい
  • リアルで参加したほうが、参加した学生同士で交流したり、情報交換することができる

といった声が寄せられていました。

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