25年卒からインターンシップの新ルールが始まることはすでに周知のこととは思います。近年の新卒採用においては、その形態が多様化・柔軟化しています。この時期に把握しておくべきことに採用スケジュールがあります。もちろん詳細は企業によって異なりますが、大きな流れを把握しておくことが大切です。
採用ルートや採用形態が多様化していいます。内定までのプロセスについては、大きく次の4つに分類されます。
- 一般型(インターンシップに参加しない)
- インターンシップ選考型
- インターンシップ直結型
- 通年採用/ジョブ型採用型
25年卒が注意したいことは、新しいインターンシップ制度がスタートしたことです。1日以内のオープン・カンパニーなどを含むインターンシップ等行う企業が近年増加していて、企業と学生の双方にとって、インターンシップ等は就活・採用活動に欠かせないステップとなっています。
しかし、今でも新しいインターンシップの仕組みがよくわからないとか、制度の変更辞退を知らないという学生もいるようです。
新しいルールでは、インターンシップと名乗れるプログラムは最低5日以上で、かつ半分超の日程が現場の就業体験であることが必要となります。このため、実施する企業は人数を制限することが必要になります。つまり、採用予定数>インターンシップ参加者となる傾向になります。したがって、第一志望の企業のインターンシップに参加できなかったといっても、その後の採用選考の応募を諦めることはありませんが、上述したインターンシップ選考型やインターンシップ直結型を活用することはできなくなります。こういったことをしっかり理解した上で、就活のスケジュールを把握しておくことが大切です。