24年卒の採用計画の調査結果(マイナビ)から、選考時の社会人基礎力の評価についての集計したものがありました。上場・非上場、製造・非製造、業種別などの結果をみると、各企業の傾向がつかむことができます。面接対策の参考に活用することもできますので、一度チェックされてみてはいかがでしょうか。
社会人基礎力は、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年に提唱したものです。また、能力を発揮するにあたって、自己を認識してリフレクション(振り返り)しながら、目的、学び、統合のバランスを図ることが、自らキャリアを切りひらいていく上で必要と位置づけられます。
- 前に踏み出す力(アクション):一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力
- 主体性:物事に進んで取り組む力
- 働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
- 実行力:目的を設定し確実に行動する力
- 考え抜く力(シンキング):疑問を持ち、考え抜く力
- 課題発見力:現状を分析し目的や課題を明らかにする力
- 計画力:課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
- 創造力:新しい価値を生み出す力
- チームで働く力(チームワーク):多様な人々と共に、木業に向けて協力する力
- 発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力
- 傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く力
- 柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
- 状況把握力:自分と周囲の人々や物事の関係性を理解する力
- 規律性:社会のルールや人との約束を守る力
- ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対する力



