まず参加目的です。期間で考えてみると短期(数日~数週間)インターンシップでは、「志望業界や志望職種を明確にするため」、「就活の視野を広げるため」、「自己理解を深めるため」、「本選考を有利に進めるため」が調査結果の上位を占めています。

一方で、長期(1カ月以上)インターンの場合は、「社会に出る前に経験をつきたいと考えたから」、「自分らしいキャリアを考えるために役立つと考えたから」、「アルバイトの代わりに」、「インターン先の内定を獲得するため」といった声が挙がっています。

短期プログラムに参加する学生は、就活のために企業理解を深めようとする傾向が、長期プログラムに参加する学生は、将来を見据えて自己研鑽するためと考えている傾向がそれぞれ伺えます。
その期間期関わらずメリットを上げればたくさんありますし、これをお読みの皆さんもよくご存知のことだと思いますので、長短期間におけるメリットとデメリットをご紹介します。
短期インターンシップ
メリット:1企業で複数回開催されるケースが多く、多くの企業への参加ができる。
デメリット:時間的に体験できる資質にどうしても限りがある。
長期インターンシップ
メリット:実践的な内容で社員と同じ働き方ができる。入社後を想定した指導を受けられる。
デメリット:複数の企業で体験することが学業との調整もあり時間的に厳しい。少人数での実施となるので選考が厳しい。
前日に触れましたが、新ルールで実施されるインターンシップでは実務体験を通して気づきや学びを得られることがプログラムのベースにあります。また、採用つないで実施するケースも増えています。
近年では、3年次の夏季インターンシップを就活の大きなイベントと捉えて、2年次から就活前準備を始める学生が増加してきました。aoLabでも同様に2年後期辺りを目安にスタートされることを勧めています。早期化ばかりが話題の中心になりがちですが、近年の採用活動では質の高さや深さが試し、再現性のあるなしを確認する傾向が増えてきたと思われます。つまり、採用担当者のなかに、風呂敷を広げる学生により敏感になったといえます。
キラキラした文章や言葉よりもちゃんとできる力を備えていることが、採用側からすると入社後の伸びしろや可能性が感じられ「欲しい人材」と評価されるのです。
週末のラーニングカフェではこの辺りにも触れてみようと思っています。これからグループディスカッションや面接を受けられる25年卒以外でもご参加いただけます。