対面面接の準備

内定獲得に直結する最も大事なステップガ面接です。就活生にとっては突破しなければいけない関門と言えるでしょう。

コロナ禍が落ち着き、採用面接をすべてオンラインで行う企業は少数となりました。採用担当者との面接から始まり、部課長・役員・社長との面接まで企業によっても変わりますが、複数回続くことが一般的です。

今回は、改めて対面面接の一般的な流れと注意点をご紹介します。

対面面接でのポイントとして最初にお伝えしておきたいことは、立ち振る舞い、敬語使い方などにあまり神経質になりすぎないことです。社会一般的に過不足なければOKです。一方で自己PR、志望動機、ガクチカなどの内容は推敲を重ね、あなたらしさが充分に伝わる内容に整えておくことが必須です。それ以外の質問に対する応答も含めて、面接官はあなたが話したことをからしかあなたを理解するはできないのです。加えて、コミュニケーションでは話の中身と同じくらい、あなたの表情や話し方(態度)伝わってくる心情などもしっかりチェックされますので、事前に面接練習を充分に行っておくことをお勧めします。本人が気づいていないクセのような修正点や聞き取りにくいワードなどのチェックができます。何事も事前の準備を怠らず、しっかり積み重ねたからこそ得られる自信は、本番で心強い味方です。

HR担当者の情報交換の場で知ったのですが、良く練られた質問だなーと感心した問いがありますのでご紹介しておきます。『当社の課題は何だと思いますか?』です。

面接における質問の想定リストを作って面接対策をされている学生も少なくないようです。もしこの問いが抜けているようでしたあなたのリストに加えるのと、あなたの回答をじっくり検討しておくといいでしょう。会社研究や仕事理解だけが問われると考えると100点満点で60点は厳しいかもしれません。

特に対面面接の当日ですが、何らかのトラブルで電車が遅延する可能性もあります。不可抗力で遅刻が避けられないときは、早めに電話で連絡をしましょう。

「本日○時に面接に伺うことになっている〇〇(学校名)の〇〇と申します。電車の遅延により〇分ほど遅刻をしてしまいます。電車の遅延を見越して家を出られず申し訳ございませんでした」と、誠実にお詫びをすることも大切です。

そういった場面に自分が遭遇すると焦りや不安でいっぱいになる学生がおられますが、そういうときこそ、落ち着いて、冷静に且つ真摯な大人としての対応ができるか、これから職業人となるあなたが試される機会なのかもしれません。そういう場面に遭遇しないためにも時間には余裕を持って行動することが大切ですが、それでも不可抗力を100%避けることは難しいのもだと心得ておくことです。

話の内容以外に話し方も大切なポイントとなります。これまでに12,000人を超える方と面談をしてきましたが聞き手として内容よりも気になったものに、棒読み・早口・独り善がり・長すぎるといった話し方です。面接はコミュニケーションの場ですから、相手に理解され、して欲しい行動を取ってもらうことが目的です。つまり、あなたを一緒に働きたい仲間として加えたいと内定へと駒を進めてくれることです。そのためには、話すではなく、伝わることを一番重視して練習を重ねることが大事です。

5月に面接をテーマにしたラーニングカフェを開催します。ご要望があれば別日であっても可能な限り対応を検討させていただきますので、ご希望の方はこちらからお問い合わせください。

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