先輩の経験から学ぼう

活動を終えた25年卒は1週間後に内定式を迎えることになります。25年卒を対象に「就活で力を入れたこと・大変だったこと」について調査した結果が学情から発表されました。

就活で力を入れて良かったこと

最多の回答だったのは「面接」48.1%でした。次いで、「自己分析」42.5%、「業界・企業分析」36.4%と続いていました。学生からは次のような声が寄せられていました。

  • 様々なパターンの面接を想定して練習したことで、内定を得ることができた
  • 自分の想いを面接で簡潔に伝えることが難しかったが、伝わったときは頑張ってよかったなと思えた
  • 面接で最終的な選考の合否が判断されるので、一生懸命対策して良かった

就活を通じて、大変だったことは

この質問に対しても最多は「面接」64.9%でした。次いで、「エントリーシートの作成」51.0%、「自己分析」49.4%、「業界・企業研究」43.5%が続いていました。学生からは次のような声が寄せられていました。

  • 緊張しやすい性格のため、面接になれるまでに苦労した
  • インターンシップに60社以上参加したため、それに参加するためのエントリーシートの作成や学業との両立が大変だった
  • エントリーシートは、限られた文字数の中で、伝え立内容をまとめなくてはいけない点に難しさを感じた
  • 自己分析で、自分は何をしたいのか、何が得意なのか見つめ直すのに時間がかかった

もうすぐ3年生の後期を迎える26年卒の多くが既に就活事前準備として、自己分析や業界企業研究に着手しているかと思います。

インターンシップの定義改正もあって、25年卒の就活は近年の流れとは随分異なったものとなりました。特に、3年生3月1日時点の内々定率が53.7%となり、3月1日の採用広報解禁から1ヶ月で5割を買える結果となっていました。また、6月時点の内々定保有者数は過去最高となった一方で、エントリー社数は3年連続で減少した動きになっていました。この流れは26年卒にもつながると思われます。

早い時期から自身のキャリア形成について深考しながら、並行して自己分析を通して自分を活かせる仕事/職種を見つけ出した後に、就活のターゲットを定める流れで丁寧に取り組んだ学生が増えた感じをしています。さらに、グループデスカッションや面接対策としては、定型的な学習をベースにして、さらにコミュニケーション力を高める訓練などを積極的に高めた学生も少なくなかったように思います。

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