ビズリーチ・キャンバスがおこなった23年卒予定の大学生・大学院生を対象に就職活動やキャリア関係性に関するアンケート調査(6月29日~7月4日、n=537)の結果が公表されました。
その結果、内々定率95.5%、3割は4社以上から内々定を得ていることがわかりました。さらに、内々定を得た学生の9割以上が「内定をもらった企業に、今後も情報提供の機会を希望する」と回答していて、希望する情報提供としては「興味がある部署や職種の社員との面談」が最も多い回答でした。
内々定をもらった企業数を教えてください
「1~3社」が64.4%で最も多く、「4~6社」は23.7%でした。約3割が4社以上から内々定を得ていることがわかりました。
内々定をもらった業界では、最も多かったのが「IT・インターネット」40.7%、2位「メーカー」38.4%、3位「金融」22.6%でした。
内々定企業から、今後も情報提供の機会を希望
内々定先から希望する情報提供としては、先輩社員や同期となるメンバーとの交流の機会を希望していることが伺えます。
約3割が「内々定先での配属先は確約されている」と回答
新卒採用の新たな動きとして、総合職の採用だけではなく、所属先を確約して採用する企業が現れて出てきていることが伺えます。さらに、配属先が確約されていると回答した人の9割以上が「内々定の時点で配属先が確約されることは、キャリアを選択するうえで重要な要素」だったと回答していることも注目したい点です。学生は具体的な職種や業務内容を意識して、最初のキャリアを選択しようと考えていることが伺えます。自らの針路を自責思考で選択する姿は頼もしく感じます。ただ心配なことは、しっかり自己分析を行い自分の強みと職能を理解した上での配属先志望であるかということです。