不確実で不透明な時代だからこそ

・「自分の姿を離れたところから客観的に見て、自分の思い込みに囚われず、他人が見た時にどう思われるかを常に考える。この世阿弥の「離見の見」の心構えは非常に大事だと感じています」(野口聡一/宇宙飛行士)

・「8割から9割は当然うまくいかないけれども、思い通りにならないことを受け入れてチャンスだと捉える。iPS細胞を発見できたのもこの心構えのおかげなんです」(山中伸弥/京都大学iPS細胞研究所名誉所長)

・「才能や個性はそれぞれで、開花するタイミングも違います。才能・個性を生かすも殺すも、自分の信念、祈りを持ち、努力し続けられるかどうかだと思うのです」(野村玲子/浅利演出事務所代表)

・「目の前の一つに遇って、それを大事に行じていく、それを道元様は「遇一行修一行」という言葉で示されました。それは行き着くところ、道元様を貫いた生き方であろうと思います」(青山俊董/愛知専門尼僧堂堂頭)

・「『我がこの心こそが仏である、日常のあらゆる営みが仏の営みである』と自覚できれば、それが禅なのではないでしょうか。いかなる働きも仏の行いだとすれば、主体性を持っていきいきと生きなくてはいけない。そのように捉えればどんな仕事でも雑用というものはないわけです」(横田南嶺/臨済宗円覚寺派管長)

・「降りかかる問題は選べないが、問題を解く態度は選べる、そう覚悟が決まると、どんな困難がやってきても、気持ちの上で負けることはなくなりました」(髙島宏平/オイシックス・ラ・大地社長)

・「ゴールのない課題、満足することがない状態を追い求めているから、モチベーションを維持できているのだと思います」(鳥羽周作/sioオーナーシェフ)

・「主体性がないところに自己肯定感も幸福感も生まれるはずがありません。教育の最上位目標、本質を教育現場が見失っているのです」(工藤勇一/横浜創英中学校・高等学校校長)

就活、学業、部活、アルバイトなどなど、いま頑張っている学生の皆さんにエールの代わりに人生軸の言葉を送ります。

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