マイナビから26年卒業予定の学生、大学院生を対象に実施した「インターンシップ・就活準備実態調査(中間総括)」の結果が発表されました。
26年卒のインターンシップ・仕事体験の参加率は85.6%で、前年より3.9pt減書したものの、依然として高い参加率となっていました。また、インターンシップ・仕事体験負選考経験の有無を聞くと66.1%が「受けたとことがある」と回答していました。「1回以上落ちたことがある」が56.1%と、半数以上の学生が希望するインターンシップに参加できなかったことが明らかになりました。


低学年(大学1・2年生)のときにキャリア形成活動に参加したことがある割合は35.8%(25年卒32.9%)で、前年より増加していました。参加した内訳では、オープン・カンパニー型(業界・企業により説明会・イベント)が20.1%(前年比3.6pt増)、期間が「半日・1日」の就業体験があるプログラムが9.6%(前年比3.3pt増)など、全体的にプログラムに参加している割合が増加したことがわかりました。

これまでにキャリア形成活動について100点満点で点数をつけるなら何点かを尋ねたところ、「61~70点」の割合が最も多く19.6%でした。自由回答では次のような声が挙がっていました。

- インターンや説明会などへの参加で企業や自便のキャリアビジョンについてある程度解像度が高まった
- 自分に合った業界や職種について、インターンシップを経験することで考えを深められたと思うから
実際の業務を経験することで、自分が興味のある業界や職種への理解が深まったなどの意見が多く上がったようです。一方で、次のような声も上がっていました。
- まだまだ面接などは苦手意識があるから、改善の余地があるため
- ESで納得のいくものが書けていないから
- 面接でしっかり話せるレベルにはまだ持っていけていまいと感じるから
など、選考対策が不十分であるといった内容で、先の就活を意識した自身の課題を明確にした学生の声も少なくなかったようでした。
これをお読みいただいた26年卒の皆さんも、この時点での自己採点をしてみてはいかがでしょうか。