アスリートの活躍から気づいたこと

開催日から連日オリンピック中継を楽しんでいます。早いもので、次の日曜には閉会式となります。時差の関係で結構深い時間帯に見たい協議が行われていることもあり、今大会はネット配信系サービスを活用しながら観戦しています。ベタな表現ですが、やっぱりスポーツは素晴らしいなとつくづく実感しております。

目の前にあることを、疎かにせず、自分のルールに従って一つひとつ丁寧に取り組み、その経験を積み上げていく。そういった何事に一貫した姿勢で取り組む人は、やはり信頼を抱くことができるものです。見方によっては、堅物とか柔軟性がないと敬遠される一面もあります。それでも、その本質に触れることができる周りの人たちからは信頼関係を築く人物ではないかと思います。

貫き通ることで、他者には見えない世界がその人には観えることがあると言われます。だから、諦めずにやり続けることができるのでしょう。

パリで開催されている五輪で日本の選手の活躍に胸が躍り、勇気を分けてもらった思いが日に日に積むなかで、国境を越え一つの場で真摯に協議に取り組むアスリートの一所懸命の姿に心が打たれます。

やはり、目的や目指すものが高い程に、自分との間にある差分を明確に認知して、それを埋める行動を積む人というのは、スポーツに限らず学業や研究の世界でも、ビジネスの世界でも尊いものだと思います。

25年卒で現在活動継続中の就活生は、2つに分類されると思います。その一つにいるな、と考えている方へお伝えしたいことがあります。終わったことを嘆いても始まりません。いま、できることに集中しましょう。上述した一所懸命に。自分の価値と可能性を信じて、GRIT(やり続ける力)をフル稼働させましょう。

おそらく、何事にも普遍的なセオリーがあるものだと思うのです。また、個々人にはそれぞれに特徴というものがあります。なので、何かに取り組む際に大切なことは、不変的セオリーを基礎として修養した上で、自分の特徴に合わせてカスタマイズを施すことが必要だと思うのです。

ですが、普遍的なセオリーを学ばず、カスタマイズもしない、という無手勝流が常態化した人が少なくないように思います。

就活も然りで、あなたが取り組むことに目的や望む結果が明確にあるのであれば、まずは基礎となるものを学んび、さらにカスタマイズを加えて取り組むことが大切だと思うのです。そうして取り組むからこそ、主体的に進め、納得して活動を終えることができるのだと思うのです。

26年卒の皆さん、就活についての本質的な基礎をしっかり固めておきましょう。

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