啓蟄

今日は24節気の「啓蟄」です。
啓蟄の「啓」は「開く」の意で、「蟄」は「冬の間、地中に閉じこもっている虫」のことです。この場合の「虫」は昆虫に限らず、ヘビやトカゲ、カエルなども含みます。つまり「啓蟄」は「冬ごもりをしていた昆虫などが地上に這い出ること」を意味します。
春に使われる言葉はたくさんありますが、この頃の就活生に善く紹介しているのは、「春風は(はるかぜ/しゅんぷう)」と読みます。春風は春に東または南から吹く穏やかな風を表す言葉です。
“春風(はるかぜ)や闘志いだきて丘に立つ
これは正岡子規に師事した高浜虚子(1874-1954)の句。暖かく穏やかな春の風が吹く丘に立ち、静かに深い闘志を抱いている虚子の姿が浮かびます。
3月を迎えてもまだ雪が降る青森ですが、春はもうすぐやってきます。就活も闘志を秘めてコツコツ前に進んで参りましょう。

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